レッドブルで初登場のペレス、ハードタイヤで8番手。エンジンカバー飛び散る事故の影響はなし【F1テスト2日目】

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2021年03月14日 11:51  AUTOSPORT web

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2021年F1プレシーズンテスト2日目 セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)
2021年F1プレシーズンテスト2日目、セルジオ・ペレスがレッドブルRB16B・ホンダでの本格的なテストを行った。ペレスがレッドブル加入後、F1公式セッションに参加したのはこの日が初めてだった。

 バーレーン・インターナショナル・サーキットでは、前日、ひどい砂嵐が発生し、路面が汚れ、2日目も特に午前中は難しいコンディションだった。前日走行したマックス・フェルスタッペンからマシンを引き継いだペレスは、一日のなかで117周を走行、ハード寄りのタイヤでのロングランに集中した。ベストタイムはC2タイヤでの1分31秒682で、16人中8番手だった。

「RB16Bのテストを丸一日行うことができてうれしかった」と走行終了後にペレスはコメントした。

「とても難しいコンディションのなかで、大量の作業をこなしたので、これからたくさんの改善が行われることになるだろう」

「このチームと一緒に働くのは素晴らしい経験だ。いろいろな物事に慣れつつあるし、すでにポテンシャルを感じている」

「明日午前中にも乗る予定になっている。さらに周回を重ねるのが楽しみだよ」

 午後のセッション後半、ペレスが走行中に、突然マシン左側のエンジンカバーが外れるという問題が発生した。メインストレートで、ウイリアムズのニコラス・ラティフィの後ろに近づき、追い抜くためにスリップストリームから外れた瞬間に、エンジンカバーが飛び散った。デブリがコース上に散らばったために赤旗が出されたが、短時間でセッションは再開。レッドブルもすばやく修理を終え、ペレスをコースに送り出した。

 このトラブルについて聞かれたペレスは、エンジンカバーが外れたことに、最初は気付かなかったと語った。ペレスは、走行時間を大幅に失わずに済んだことに安堵している。

「あのことが起きた時、マシンの感触が少し難しくなったとは感じたが、特に気付かなかった。詳しいことはチームが調べてくれていると思う」とペレスが語ったとF1公式サイトが伝えた。

「でも走行時間はさほど失わずに住んだ。赤旗が出たから、他のドライバーたちと条件は同じだ。午前中には走行時間を少し失ったが、全体的に見ていい一日だった。コンディションは昨日とはかなり違って、楽な状況ではなかった。そのため、大量の作業と改善が行われている」

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