楽天・田中将、4度目の実戦は5回1失点 自らの失策で失点もテンポ良く65球

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2021年03月14日 15:12  ベースボールキング

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楽天・田中将大
◆ 1イニングずつ伸ばし調整順調

 楽天の田中将大投手(32)が14日、DeNAとのオープン戦(静岡)に先発登板。4回に自らの失策で失点したが、5回を最少失点でまとめた。

 初回、2本の単打を許し一死一、二塁のピンチを招くも、4番・佐野をカットボールで詰まらせ中飛。続く宮崎は遊ゴロに退け無失点スタートを切った。2回、3回はテンポ良く3者凡退斬り。序盤3イニングを無失点で終えた。

 4回は先頭の3番・牧に右越え二塁打を許すと、続く佐野には右前打でつながれ無死一、三塁のピンチ。5番・宮崎は投ゴロに仕留め1−6−3の併殺を狙ったが、フィールディングの良い田中将にしては珍しく二塁への送球が逸れ、自らの失策により1点を失った。なおも無死一、二塁のピンチだったが、続く6番・細川を遊ゴロ併殺に仕留めると、7番・大和には追い込んでからのスライダーを振らせ空振り三振。大ピンチを最少失点で切り抜けた。

 5回は8番から始まる下位打線をテンポ良く3人斬り。5回4安打1失点、3奪三振無四球の内容で降板し、DeNA打線の早打ちもあり5回を65球で終えた。

 田中将は復帰後初実戦となった2月20日の日本ハム戦(練習試合・金武)が2回3失点、2度目の実戦となった2月27日のヤクルト戦(練習試合・浦添)は3回1失点、前回3月6日の中日戦(オープン戦・バンテリンD)は4回2失点と、1イニングずつ伸ばしながら順調に調整を進めている。

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