楽天・早川、4回1安打無失点の好投　毎回の5K「腕の振りをしっかり意識」

○ 楽天 3 − 1 DeNA ●
＜オープン戦・静岡＞

　楽天ドラフト1位・早川隆久投手（22＝早大）が14日、DeNAとのオープン戦に2番手として登板。毎回の5奪三振を奪うなど、4回1安打無失点の好投を見せた。

　5回1失点と好投した先発・田中将のあとを受け、6回から2番手として登板したドラ1左腕。いきなり先頭の2番・関根、続く牧を2者連続三振に仕留めると、4番・佐野は二ゴロに退け無失点スタートを切った。

　7回は二死から7番・大和に初被安打となる中前打を許したが、続く山本を左飛斬り。8回、9回はいずれもテンポ良く3者凡退で終え、4回59球、1安打無失点、5奪三振無四球の好投で試合を締めた。

　オープン戦初登板となった前回7日の中日戦（バンテリンD）は、高めに浮いた変化球を痛打されるケースが目立ち4回8安打3失点。この日は前回の反省を生かし、試合後のヒーローインタビューで「前回の課題を考えながら、変化球の腕の振りをしっかり意識したことが、いい結果につながったと思います」と振り返った。