福原愛、不倫疑惑報道で「週刊文春」に勝った「女性セブン」の不倫否定発言が信じられるワケ

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2021年03月17日 00:02  サイゾーウーマン

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サイゾーウーマン

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

 第1子が生まれてから初めて公のイベントに出席した二宮和也が、子どもについて語った。「無事に生まれてきて、健康に育ってくれれば、こんなに幸せなことはない」「初めて実感している」。素敵な“パパ笑顔”。子どもが苦手ともいわれた二宮だが、パパになって新たな一面が。アイドルだって人間だ! あらためてそう思わせる自然な笑顔だった。

第545回(3/11〜3/16発売号より)
1位「独占スクープ 福原愛 独占告白『不倫相手の素顔』と『あの夜のこと』」(「女性セブン」3月25日号)
2位「華原朋美 やしきたかじんさんの後妻が狙ったTKマネー」(「週刊女性」3月30日号)
3位「森田剛『俺はアイドルじゃない』りえとの結婚で気づいた役者の矜持」(「週刊女性」3月30日号)
※女性自身は合併号休み

 ぶっちぎりのスクープ。福原愛の別居、不倫について独走を続けている「女性セブン」だが、今週は福原本人の独占告白を掲載している。まさにタイトル通りの“独占”だ。同日発売の「週刊文春」(文藝春秋)が、福原への夫のモラハラについての第2弾を詳細に報じているが、福原本人の肉声を伝えたのは「セブン」。ここ何年もの間、このようなスキャンダル、しかも同じ人物ネタで「文春」に勝った週刊誌、媒体はほとんどなかっただけに、快挙とも言えよう。しかも不倫をスクープした「セブン」に不倫をすっぱ抜かれた当事者の福原が登場し、独占告白する。これまた「文春」の十八番を奪うような展開だが、福原はどんなことを語ったのか。

 まずは騒動を起こしてしまった謝罪から始まり、不倫相手とされたAさんとの関係を詳細に説明していく福原。不倫疑惑に関してはこう否定した。

「(ホテルの)部屋は2つ取って、一緒には過ごしていません。荷物を運ぶのを手伝ってくれたので、同じ部屋に出入りはしましたが…。自宅も一戸建てで、部屋はいくつもあるんです」

 これは不倫疑惑をスクープした「セブン」先週号で、記者の直撃に対し福原が釈明した説明と同じものだ。そして「セブン」はこの福原の釈明に対し、反論する材料は持っていなかったと思われる。比べて恐縮だが、たとえばこれが「文春」ならば、取材班や記者が同じホテルの部屋を取るなどして、本当に2人が別々の部屋をとってバラバラに過ごしたのか、それともそれはあくまでカモフラージュで、実は同じ部屋で長時間過ごしたか否かまで取材しただろう。

 実際、「文春」はそうして当事者たちの言い訳を許さないほどのすざまじいウラ取り取材をしてきた。そこまで「セブン」に求めるのは酷かもしれないが、しかし福原の釈明に対する反論を「セブン」は持っていなかったのだろう。福原の不倫否定を前回の直撃取材時同様、聞くしかなかった。

 とはいえ、福原が嘘を言っているかといったら、どうだろう。単なる印象論だが、嘘っぽくないのだ。幼い頃から多くの人々が見守ってきた愛らしい天才少女愛ちゃんだ。成長過程で意外にも肉食系の一面を見せたりもしたが、台湾のイケメン卓球選手と結婚し、子どもも授かった。ラブラブぶり伝わってくる。

 しかし、そんな愛ちゃんに不倫疑惑が持ち上がった。びっくりした。でも、でもその背後には夫のモラハラがあったって! しかも夫は卓球選手として活躍してもいなければ、相応の努力もしていない――そんな腹立たしい情報も。こうなれば、かなりのバイアスがかかっている。かわいそうな愛ちゃん、あなたの言葉を信じる! 

 「セブン」が福原の決定的な不倫の証拠を押さえなくてよかった。愛ちゃんの言い分を信じられる余地を残してくれたから。これがもし「文春」なら、愛ちゃんの言い訳は通用しないようなウラを取ってしまったかもしれないから。しかも今回、不倫をスクープした「セブン」、そして「文春」もまた福原に対して愛を感じる。

 福原愛は、マスコミからも贔屓される存在なのだ。今回の騒動で思った。これは理屈ではなく、もう仕方ないことだ、と。

 びっくりした。“家鋪さくら”という存在がまるで亡霊のように浮かび上がってきた記事だったから。しかも華原朋美という意外な取り合わせとともに。そして内容も期待を裏切らないクラクラものだった!

 これには少々説明が必要だろう。2014年、百田尚樹による『殉愛』(幻冬舎)が刊行された。この本は14年に亡くなった“関西の視聴率王”やしきたかじんと三番目の妻・家鋪さくら夫人の関係、闘病生活を描いた“ノンフィクション”という触れ込みで、大々的に売り出された作品だった。その中で、さくら夫人はまるで「天使」のような存在として描かれていたのだが、しかし、その直後からネットを中心に内容の事実誤認が指摘され、そしてさくら夫人の経歴詐称など数多くの嘘も暴かれていった。

 その後、著書で“悪者”として描かれた、たかじんの長女や元マネージャーが裁判を起こし、妻・さくらや版元が敗訴するという経緯を辿るなど、“殉愛騒動”として大きな波紋を呼んだいわく付きの騒動だった。

 前置きが長くなったが、そんな殉愛騒動の“主人公”のひとりでもあるさくら夫人に関して、「週刊女性」が仰天情報を掲載している。記事によると、さくら夫人は今年1月からあの華原朋美のマネジャーをしているという。とある大手出版社社員の紹介で知り合ったという2人だが、さくら夫人が有名人の名前を持ち出し、アプローチ、華原も信頼したらしい。それだけでもびっくりだが、しかし2人はたった1カ月で決裂したという。その理由の数々も香ばしい(笑)。

 まず華原の所有マンションの売却を執拗に勧め、さらに華原の活動再始動のための動画を数本作ったが、制作費がかなり割高だった。そして、動画の再生数に応じて振り込まれはずの華原のギャラが支払われず、調べると振込先が何者かの口座になっていたなど、お金がらみの不審な行動が尽きなかったというのだ。本当だとしたら1カ月という短期間ですごいことでもある。さらにこんな恐ろしい見方も。

「華原さんには“TK”つまり小室哲哉さんが手がけた楽曲の歌唱印税がありますから、それに興味を持ったのでしょう。さらに、彼女の兄弟には会社の経営者もいます。そういった資産を狙ったのだと思いますよ」

 こんなやばいコメントを載せて「週女」大丈夫か? とも思うが、「週女」によるとそうらしい。しかも華原はさくら夫人がたかじんの後妻だと知らなかったというのだ(ということは殉愛騒動も知らないってことか)。

 ここ最近、華原のお騒がせぶりが再びクローズアップされているが、“あの”さくら夫人までが絡むとはさすがだ。「週女」の直撃に華原は無言を貫いたらしいが、ぜひことの真相を本人の口から聞きたい。あらためて殉愛騒動を考える上にも。

 突然のV6の解散発表。ちょっと驚いたけど、“またジャニーズ”という程度。そして“かつて一世を風靡したグループ”なんて紹介もされてたが、V6が一世を風靡した記憶はない、と思った程度だった。メンバーの中で森田剛だけがジャニーズを退所するらしいが、妻。宮沢りえ絡みでの報道ばかり。ま、そんなものか。

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