欧州&世界王者との一戦を前に…ラツィオ指揮官「CLでの目標は既に達成できている」

17日にチャンピオンズリーグ（CL）・決勝トーナメント1回戦セカンドレグのバイエルン戦を控えているラツィオのシモーネ・インザーギ監督が、同試合への意気込みを語った。16日に、クラブ公式サイトが伝えている。

　ラツィオは2月23日に行われたファーストレグで、バイエルンに1−4と大敗を喫した。準々決勝進出の可能性は低くなってしまったが、試合前の公式会見に臨んだS・インザーギ監督は昨季王者を相手にベストを尽くすことを誓った。

「我々は、明日の試合のようなビッグマッチを戦うために一生懸命働いている。ミュンヘンに行き、可能な限り最善の手段を尽くすさ。バイエルンとのファーストレグまで、今季のCLでは一度も負けたことがなかったんだ」

「ラツィオは20年間、決勝トーナメント1回戦に進出することができなかった。それを踏まえると、今後はもっとCLの舞台に立つ機会を増やす必要があるね。明日は、欧州王者にして世界王者との試合で良いパフォーマンスを見せる必要がある。競争力、攻撃性、決断力が求められるだろう」

「我々はCLで3つのアウェイ戦をこなしたが、どれも良い出来だったと思う。最善の努力をしてきたから、もっと良い結果に値するはずだったとも言えるけどね。明日は素晴らしい相手と対戦するが、頑張っていきたい。明日のような試合は、存分に楽しむ必要があるんだ。我々は皆野心的だし、CLの舞台で見せている進歩は非常に良好だと思う。目標だった決勝トーナメント1回戦への進出は、既に達成できている」