中日・根尾、広角打法で3安打1打点　OP戦初猛打賞で開幕スタメン猛アピール

● 中日 4 − 9 巨人 ○
＜オープン戦・バンテリンドーム＞

　中日の根尾昂内野手（20）が17日、巨人とのオープン戦に「7番・右翼」でスタメン出場。オープン戦初の猛打賞をマークし開幕スタメン入りを猛アピールした。

　0−0で迎えた2回、一死二塁の好機で巨人のドラフト1位・平内と対戦。2球目のツーシームを叩いだ打球は右前への先制適時打となった。4回の第2打席は一ゴロに倒れたものの、6回の第3打席は巨人2番手・畠から中前打を放ち、続く桂の打席でオープン戦初盗塁となる二盗を決めた。

　8回の第4打席は無死一塁で再び畠と対峙。2ボール2ストライク後のフォークに食らいつくと、逆方向へ弾き返した打球は左翼線を破る二塁打となった。

　根尾はフル出場し、4打数3安打、1打点1盗塁の打撃結果。この試合前までのオープン戦打率.125（24打数3安打）と苦しんでいたが、一軍生き残りを懸けたチャンスで大活躍。一気に開幕スタメン入りが見えてきた。