土壇場に菊池流帆が同点弾! 神戸が川崎Fの開幕6連勝を阻止

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2021年03月17日 21:09  サッカーキング

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ヴィッセル神戸と川崎フロンターレが対戦した [写真]=J.LEAGUE
明治安田生命J1リーグ第5節が17日に行われ、ヴィッセル神戸と川崎フロンターレが対戦した。

 ホームの神戸はアグレッシブな守備で川崎Fに自由を与えず、試合の主導権を握って前半を進める。33分、神戸はショートカウンターから決定機を迎える。ドウグラスのパスを受けた古橋亨梧は相手の守備を一枚剥がして左足を振ったが、相手GKチョン・ソンリョンに正面でキャッチされる。対する川崎Fは決定機らしい決定機を迎えることができず、前半はスコアレスで折り返した。

 川崎Fは55分、田中碧のスルーパスに抜け出した家長昭博が右サイドから浮き球で折り返し、中央で競り勝ったレアンドロ・ダミアンがネットを揺らした。しかし、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)のレビューの結果、家長のオフサイドでゴールは取り消された。

 72分、川崎Fが正真正銘の先制点を獲得する。ハーフウェーライン付近まで飛び出してきた相手GK前川黛也のクリアを谷口彰悟がカットし、これが最前線のL・ダミアンにつながる。L・ダミアンはトラップでボールを浮かせ、思い切ってボレーシュートで狙うと、ボールは前川を通過してゴールに吸い込まれた。L・ダミアンは当初オフサイドの判定を受けたが、VARのレビューによって判定が覆ってゴールが認められた。なお、L・ダミアンは直近5試合で6ゴール目となった。

 神戸は後半アディショナルタイム2分、カウンターから決定機を迎える。長距離のドリブルでペナルティエリア付近まで運んだ古橋は、左からサポートに入った藤本憲明にラストパス。しかし、藤本のシュートは相手GKチョン・ソンリョンのファインセーブに阻まれた。すると後半アディショナルタイム10分、神戸が土壇場で試合を振り出しに戻す。左から初瀬亮がクロスを送ると、菊池流帆が頭で押し込んだ。

 試合は引き分けに終わり、神戸は3試合ぶりのドローで2試合未勝利、川崎Fは今季初ドローで開幕からの連勝が「5」で止まった。横浜FCは開幕から5戦未勝利となったものの、連敗を「4」で止めた。次節、神戸は20日にアウェイで札幌と、川崎Fは21日にアウェイで浦和と対戦する。

【スコア】
ヴィッセル神戸 1−1 川崎フロンターレ

【得点者】
0−1 72分 レアンドロ・ダミアン(川崎F)
1−1 90+10分 菊池流帆(神戸)

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