巨人の先発6番手争いは混迷…先発のドラ1・平内、2番手・畠ともに4回2失点

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2021年03月17日 21:22  ベースボールキング

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中日とのオープン戦に先発した巨人のドラフト1位・平内龍太
● 中日 4 − 9 巨人 ○
<オープン戦・バンテリンドーム>

 巨人は打線が16安打をマークしオープン戦の連敗を3でストップ。一方で先発した平内龍太投手(22)、2番手・畠世周投手(26)はともに4回2失点と、開幕ローテーション入りを手繰り寄せる好アピールとはならなかった。

 先発したのはドラフト1位の平内。初回、一死から2番・高松に左前打を許すも、続く高橋周、ビシエドを連続三振に仕留めた。2回は一死から3連打を浴び2失点。3回も二死から連打を浴びピンチを招いたが、最後は6番・三ツ俣を三ゴロに退けた。4回は一塁・秋広の好プレーもあり3者凡退。ドラ1右腕は失投を痛打されるケースが目立ち、4回60球、6安打2失点、4奪三振無四球の内容で降板した。

 5回から登板した畠は、いきなり2四球を与えるなど二死一、二塁のピンチを招き、遊撃・吉川の適時失策で失点。最初のイニングだけで31球を要した。6回と7回も得点圏に走者を背負ったが、ここは要所を締め0封。しかし4イニング目となった8回、再び先頭打者への四球をきっかけに無死二、三塁のピンチを招き、内野ゴロの間に2点目を失った。畠は4回4安打2失点(自責点1)、5奪三振3四球の内容。終始テンポの悪い投球が続き、4イニングで計88球を要した。

 巨人の開幕ローテーションは菅野と戸郷が内定済みで、今村とサンチェスはほぼ確定。頭部裂傷のアクシデントに見舞われた井納は負傷箇所の回復次第だが、すでに本番さながらの投球練習を再開しており、問題がなければここに加わる。残る1席を巡り、この日登板した平内や畠、高橋らが争う形となっていたが、最終判断は来週のイースタン・リーグ登板あたりまでもつれ込みそうだ。

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