前節得点も負傷交代の鎌田大地、次節ウニオン戦は「確実に出場できる」
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2021年03月17日 22:58 サッカーキング
フランクフルトに所属する日本代表MF鎌田大地は、負傷から回復したようだ。17日、ドイツ誌『kicker』が伝えた。
鎌田は6日に行われたブンデスリーガ第24節シュトゥットガルト戦を腰痛により欠場したが、14日に行われた第25節ライプツィヒ戦には先発出場。同試合の61分にチームの同点弾をマークし、今季の得点数を「4」に伸ばした。しかし81分、背後から相手に衝突されて打撲を負い、負傷交代していた。
鎌田は17日の午前に行われたトレーニングでチーム練習に参加せず、個人メニューを消化したという。それでもブルーノ・ヒュブナーSD(スポーツ・ディレクター)は同日、クラブの公式チャンネルを通じて、鎌田が20日の第26節ウニオン・ベルリン戦に「確実に出場できる」と断言。また、個人での練習はあくまでも「予防措置」であると説明し、ウニオン戦では鎌田が「中盤のクリエイティビティにおいて、特に重要な役割を果たすことになるだろう」と期待を寄せている。
一方、直近3試合で勝ちがないフランクフルトは、ウニオン戦に向けて鎌田以外にも多くの不安要素を抱えている。センターバックのトゥタはライプツィヒ戦での警告により、次節は累積で出場停止。右サイドではエリック・ドゥルムとアルマミ・トゥーレの負傷欠場が続いており、その影響で前節は鎌田が右のウイングバックを務めることになった。また、左足の大腿に問題を抱えているマルティン・ヒンテレッガーも17日のチーム練習に姿を見せておらず、19日にアディ・ヒュッター監督と同選手で出場可否を判断すると見られている。
フランクフルトは現在、チャンピオンズリーグ出場圏内の4位につけており、7位のウニオン・ベルリンとは勝ち点差「6」。週末の直接対決に勝利することができればその差は「9」に広がり、目標とする来季の欧州カップ戦出場権の獲得に大きく近づくことになる。
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