チャンピオンズリーグ(CL)・決勝トーナメント1回戦セカンドレグが17日に行われ、バイエルンはラツィオをホームに迎えた。
ファーストレグを4−1で勝利したバイエルンはマヌエル・ノイアーが体調不良のため欠場しており、GKにアレクサンダー・ニューベルを起用。一方のラツィオはチーロ・インモービレやルーカス・レイヴァがベンチスタートとなり、先発にはヴェダト・ムリキやモハメド・ファレス、ゴンサロ・エスカランテらが名を連ねた。
ラツィオは15分、ルイス・アルベルトがアーリークロスを放つとDFの裏に走っていたセルゲイ・ミリンコヴィッチ・サヴィッチがヘディングシュート。しかしボールはGKの正面に飛び得点には繋がらない。
バイエルンは31分、エリア内でレオン・ゴレツカが倒されPKを獲得。これをロベルト・レヴァンドフスキが着実に決めてバイエルンが先制に成功した。
67分、バイエルンはレヴァンドフスキがエリア付近でボールを受けるとそのままミドルシュートを放つ。しかしゴールポストに嫌われ追加点とはならない。
追うラツィオは72分、ホアキン・コレアにスルーパスが渡ると後半最初のシュートとなるが、バイエルンはGKニューベルが立ちはだかりラインを割らせない。すると直後の73分、バイエルンはダヴィド・アラバのスルーパスに抜け出したエリック・マキシム・チュポ・モティングが冷静にゴールネットを揺らして追加点を挙げた。
ラツィオは82分、フリーキックのチャンスを獲得してアンドレアス・ペレイラがキッカーを務めると、ペレイラのクロスにマルコ・パローロが頭で合わせる。ボールはGKの股をくぐりゴールに吸い込まれ、一矢報いた。
そのまま試合は終了し、バイエルンが2試合合計6−2で勝利して準々決勝に駒を進めた。
【スコア】
バイエルン 2−1(2試合合計:6−2) ラツィオ
【得点者】
1−0 33分 ロベルト・レヴァンドフスキ(PK/バイエルン)
2−0 73分 エリック・マキシム・チュポ・モティング(バイエルン)
2−1 82分 マルコ・パローロ(ラツィオ)