野村弘樹氏、楽天ドラ1・早川を絶賛「精度と球威が抜群に良い」

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2021年03月18日 08:30  ベースボールキング

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楽天・早川隆久 (C)Kyodo News
15日に放送された『ショウアップスポーツ』にショウアップナイター解説者の野村弘樹氏が電話出演し、楽天のドラフト1位ルーキー・早川隆久(早稲田大)について言及した。

 大学ナンバー1左腕と呼ばれ、昨年10月に行われたドラフト会議で4球団から指名を受けた逸材。オープン戦ではここまで2試合に登板して、0勝1敗1S、防御率3.38の成績を残す。14日に行われたDeNA戦では4イニングを投げ、1安打、5奪三振、0四球と安定した投球を披露した。

 野村氏は早川について「左バッターのアウトコース、クロスのボール、この精度と球威が抜群に良いですね」と絶賛し、「スライダー、チェンジアップもよくなっている。時折カウント球でカーブも投げるんですよ。ルーキーでこれだけ投げられる左ピッチャーはそういないと思いますね」と続けた。

 その一方で、野村氏は「対になるボールですね。右バッターのアウトコース、左バッターのインコースのボールが中に入る傾向にあるんですよ。チェンジアップも真下に落ちればいいんですけど、少しスライダー気味に落ちることがある。右バッターからすると中に入ってくる球種が多くなってくるイメージなんですよね」と課題点を挙げた。

 それでも、「右バッターの外のコントロールができれば、毎年15勝できるような投手になるのでね。あえて言わせてもらうとというところなんですけどね。故障しなければ、(2桁勝利は)いくでしょうね」と、期待を寄せていた。

(ニッポン放送ショウアップナイター)

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