15日に右足腸腰筋の負傷が明らかとなったレアル・マドリードのベルギー代表FWエデン・アザールは、現時点で手術は行わず保存療法で経過を送っていくようだ。18日付けでスペイン紙『マルカ』が伝えている。
アザールは、13日に行われたリーガ・エスパニョーラ第27節エルチェ戦で75分から途中出場し、先月に負った左足大腿直筋の負傷から復帰。しかしその試合の後、再び負傷が明らかとなっていた。
そして今回の報道によると、アザールとレアル・マドリード、またベルギーのサッカー協会が協議した結果、手術は行わないことに決まったという。また同選手は現在、今回の負傷の原因を突き止めるためにロンドンの医師のもとへ向かったとも伝えられている。
レアル・マドリード加入以降、度重なる負傷に悩まされているアザールは、今シーズン終了後に行われるEURO(欧州選手権)2020に出場するベルギー代表の主力でもある。そのため今回の決定は、同代表のロベルト・マルティネス監督にとって喜ばしいものだとも伝えられているが、果たしてアザールは今後ピッチの上で輝きを放てるのだろうか。