ミランのステファノ・ピオリ監督が、マンチェスター・U戦後にコメント。結果を悔やんでいる。イタリアメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
ヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント2回戦でミランはマンチェスター・Uと対戦。ファーストレグでは敵地で1−1とアウェイゴールを持ち帰った同クラブはホームで勝利を目指す。前半をスコアレスで折り返したが、最初にネットを揺らしたのはマンチェスター・Uだった。後半開始から出場したMFポール・ポグバが49分にゴールを挙げこれが決勝弾。逃げ切りを許しミランは16強で敗退となった。
試合後インタビューに応じたピオリ監督は、「敗退に値するとは思わない」と悔しさを隠さずコメントした。
「この2つのレグでは素晴らしいチームとしてプレーしたし、前半で得点するべきだった。このような結果になってしまって本当に残念だ。ここまで来るために多くのことをしてきた。チームは続ける価値があったが、少し頑張りが足らなかったかもしれない。我々は敗退に値するとは思わない」
「我々の対戦相手は、マンチェスター・Uだ。昨シーズンELで準決勝に進み、ついこの前マンチェスター・Cを破ったチームだ。2試合にわたって我々はよくやった。この2失点は我々のミスから生まれたものだ。それが残念でならないよ。心、精神、決意、勇気、そして質の高いパフォーマンスを2度も見せてくれた選手たちを責めることはできないよ。これからはセリエAに集中する」
また同監督は「抽選でマンチェスター・Uが選ばれたとき、我々は用意したアイデアに興奮したよ。彼らは最高の選手を起用していたから、自分たちも同じようにできるのではと期待してしまった。もし、マンジュキッチやレビッチ、レオンがベンチ入りしていたら、違いが出ていたかもしれない。あと一歩のところまで来たのだから」と負傷者の多さを嘆いた。