8年ぶりに対戦！田中「四球を選ぶあたりはさすが」、坂本「純粋にかっこいい」

● 巨人 3 − 6 楽天 ○
＜オープン戦・東京ドーム＞

　楽天・田中将大と巨人・坂本勇人の同級生対決が20日、オープン戦で実現した。

　8年ぶりに日本球界に復帰した田中と、昨季通算2000安打を達成した坂本は小学生時代に同じ野球チームのチームメイトでバッテリーを組んでいた間柄。

　オープン戦とはいえ、試合前から同級生対決に注目が集まっていたが、0−0の初回二死の第1打席は150キロのストレートが外れて四球。続く4回の第2打席はストレートで中飛だった。

　田中が「投げながらいろいろ感じる部分はありましたし、1打席目に追い込んでから四球を選ぶあたりはさすがだなと思います」と振り返れば、坂本も「マウンドでの立ち姿、マウンドさばきを見ていると純粋にかっこいいなという気持ちで引き込まれていきました」と久々の対戦を楽しんだ。

　交流戦、日本シリーズでも対戦が期待される。田中は「公式戦に入ってきたら変わってくるところがあると思うので、シーズンでいい勝負ができたらと思います」と話し、坂本も「公式戦で対戦できることを楽しみにして次は打てるようにしたいです」と意気込んだ。

（ニッポン放送ショウアップナイター）