中日・小笠原、6回1安打1失点の快投　1週間後の広島戦へ仕上げOK

○ 中日 9 − 2 日本ハム ●
＜オープン戦・バンテリンドーム＞

　中日の小笠原慎之介投手（23）が21日、日本ハムとのオープン戦に先発し、6回1安打1失点の快投を見せた。

　初回、先頭の西川に右中間突破の二塁打を浴びると、一死三塁後、3番・近藤の二ゴロの間に失点。立ち上がりは真っ直ぐを続けたところを狙われ先制を許した。それでも、4番・中田をチェンジアップで空振り三振に退けると、2回は7番・樋口をカーブで見逃し三振に仕留めるなど3者凡退斬り。緩急を生かした投球で安定感を取り戻した。

　3回以降、2つの四球を与えたものの、許した安打は初回に西川に浴びた二塁打1本のみ。6回83球、1安打1失点、5奪三振2四球の快投でマウンドを降りた。

　小笠原は5回2失点だった12日のロッテ戦（ZOZOマリン）に続き、2試合連続の好投でオープン戦締め。このまま開幕ローテ入りし、1週間後となる28日の開幕3戦目・広島戦（マツダ）先発が確実な状況となった。