日本サッカー協会(JFA)は21日、日本代表に招集されていたMF原川力(セレッソ大阪)がけがのため不参加となり、代わってMF稲垣祥選手(名古屋グランパス)を招集することになったと発表した。
日本代表は、3月25日に国際親善試合で韓国代表と対戦。3月30日に2022 FIFAワールドカップ カタール2022アジア2次予選兼AFC アジアカップ中国 2023予選でモンゴル代表と対戦する。
1991年12月25日生まれの稲垣は、A代表初選出となる。2014年にヴァンフォーレ甲府でJリーグデビューを果たし、サンフレッチェ広島を経て、2020年から名古屋でプレーしている。今季の明治安田生命J1リーグでは開幕から6試合連続で先発出場し、3ゴールを挙げる活躍でクラブ新記録の開幕6連勝に貢献している。
21日に行われた明治安田生命J1リーグ第6節の鹿島アントラーズ戦で決勝点を記録した稲垣は、クラブ公式サイトを通じて、「ミドルシュートの興奮冷めやらぬまま、代表選出で大変嬉しく思います」とコメント。また、「チームメイト、グランパスファミリーの皆さんをはじめ、これまで僕に携わってきてくれた方々のおかげで、代表に選出していただきました! 今まで世代別代表にも入ったことがなかった僕ですが精一杯頑張ってきます」と意気込みを示した。
なお、C大阪は原川のけがの状況や全治などについて、後日発表すると伝えている。