リーグ・アン史上最年少で100ゴールに到達…エンバペ「歴史の一部」

パリ・サンジェルマン（PSG）に所属するフランス代表FWキリアン・エンバペが、リーグ・アン史上最年少で100ゴールに到達した。21日、スペイン紙『アス』が伝えている。

　エンバペは21日に行われたリーグ・アン第30節のリヨン戦に先発出場。15分に先制点を挙げると、3−0で迎えた52分にも追加点をマーク。70分に負傷交代を余儀なくされたものの、4−2の勝利に貢献した。

　この試合の2得点でエンバペのリーグ・アン通算ゴール数は「100」に到達（モナコで16ゴール、PSGで84ゴール）。22歳3カ月1日での100ゴール達成は、1969年にサンテティエンヌのエルヴェ・レヴェッリ氏の記録を上回り、リーグ・アン史上最年少記録となった。

　リーグ・アン通算142試合出場で100ゴールを達成したエンバペは試合後、フランスの専門チャンネル『Canal Plus』で「100ゴールを決めるのにはとても良い日だった。ナント戦でのコロ・ムアニへのパス（失点に直結するミス）の後に僕はいい反応を見せる必要があった」と語り、次のように続けた。

「100ゴールについて何を思うか？勝利だね。これはキャリアの中の一つのステップであり、歴史の一部だ。100ゴールはいいことだけど、道は続いていく。自分自身を完成させるためにはまだ何年も必要だ。僕たちはいい試合をして、勝利したことで首位に返り咲いた。2度とその位置を離れないようにしなければならない」