チェルシーのイングランド代表DFベン・チルウェルが、チームの状態やカップ戦についてコメントした。
チェルシーは1月25日にクラブOBでレジェンドのフランク・ランパード監督を成績不振を理由に解任。前パリ・サンジェルマン指揮官のトーマス・トゥヘル監督を後任に据え新体制で残りシーズンを戦っている。
トゥヘル政権下では14試合を戦い10勝4分。ここまで2失点と驚異の立て直しを見せている。また、トゥヘル監督のもとでは多くの選手が躍動。チルウェルは「誰相手でも勝てると思っている」とチームの状況が上向いていることを実感していると語った。
「僕のキャリアではレフトウィングバックよりレフトバックとしてプレーしている時間の方が長かった。でも今のフォーメーションは多くの選手に合っている。そしてそれが今のところとてもうまくいっている。試合に出るためにはレフトバックよりレフトウィングバックとして適応しなければならない。ハードトレーニングをしてたくさん質問する。そしてその役割でプレーする機会を増やせるようにしている」
「ウィングバックの場合は、ピッチの上の方にいる。レフトバックの場合は、スピードを生かしてピッチを上下する。そしてそれが僕の強みだ。レフトウィングバックでは、主にアタッキングサードに入ることになるがこれに適応しなければならない」
「それぞれのポジションに2、3人の優秀な選手がいて、それぞれが違う特色を持っていれば、全員がよりトレーニングに一生懸命になる。それが、チームに良い刺激を与えているんだ」
また、チェルシーはチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16でアトレティコ・マドリードを下し8強進出。FAカップでも準決勝に進出し、2つのタイトルの可能性を残している。
「2つの大会が残っているし、今はとてもいいプレーができている。自信もある。今のところそれ単体については考えず週ごとに考えている。監督もそれがすべきことだとはっきり言っている。僕たちはトレーニングで改善を続け、今までと同じ考え方ですべての試合に臨む必要がある」