エヴァートン、新スタジアムは計画通り建設へ…イギリス政府から承認
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2021年03月27日 01:41 サッカーキング
エヴァートンは26日、新スタジアム建設計画がイギリス政府より承認されたことをクラブ公式サイトで発表した。
エヴァートンは先月の23日、新スタジアムの建設計画申請がリヴァプールの市議会に承認されたことを発表していた。その後、イギリス政府の住宅・コミュニティ・地方自治体大臣の審査を問題なく通過したことを受け、同クラブはPeel L&P社と合意していた敷地の買収とプロジェクトの資金調達を完了し、計画の実現に向けて着実に動き出すという。
スタジアムの開発は13億ポンド(約1950億円)の経済効果をもたらすとされ、1万5000人以上の雇用の創出と140万人を超える観光客の誘致が見込まれているという。同クラブは新スタジアム開発の政府承認を受け、以下のように感謝の意を伝えている。
「クラブはこのような記念すべき日に、すべてのエヴァートンファンだけでなく、多くの組織、都市地域の何万人もの人々、そして今日のマイルストーンに到達するために重要な役割を果たした献身的なチームスタッフに感謝したいと思います」
エヴァートンは1892年から、リヴァプールの北東部にある『グディソン・パーク』をホームスタジアムとして使用してきた。同スタジアムの老朽化を理由に、数年前から新スタジアムへの移転を計画し、2017年11月にリヴァプール北西部の湾岸エリアであるブラムリー・ムーア・ドックの用地リース契約に合意。2019年12月、港に面した5万2888人収容のスタジアムの最終デザイン案を発表していた。
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