復活の今宮が躍動!守備で超美技連発に最後はサヨナラ打

26

2021年03月27日 17:00  ベースボールキング

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

ベースボールキング

ソフトバンクの今宮健太 (C) Kyodo News
◆ 甲子園で奮闘する母校の刺激も力に…

 日本一5連覇を目指すソフトバンクが開幕連勝。苦しい展開も終盤で追いつき、最後は今宮健太がサヨナラの適時打を放った。


 ソフトバンクは今季から先発に戻る高橋礼が初登板。ところが、立ち上がりから制球に苦しみ、初回に押し出しで1点を献上。なおも鳥谷敬には三遊間へ強烈な打球を弾き返されたが、ここは今宮健太が飛び込んで好捕すると、ノーステップで一塁へ送球はアウト。スーパープレイでさらなる失点のピンチを防ぐ。

 しかし、打線は“天敵”・美馬学を前に大苦戦。攻略の糸口を掴めずにいると、高橋が5回にレオネス・マーティンに適時打を浴び、0−2と点差を拡げられてしまう。

 それでも打線は6回、ジュリスベル・グラシアルがセンター前に落とす適時打を放って反撃開始。8回には3番手のフランク・ハーマンに対して一死からグラシアルが安打で出塁すると、代走・牧原大成が二塁に進み、二死からアルフレド・デスパイネが適時打。キューバコンビの活躍で試合を振り出しに戻した。


 同点の9回はともにクローザーがマウンドへ。まずは連投となった森唯斗が1奪三振の三者凡退の好投を見せると、9回裏はロッテの益田直也が登場する。

 負けのなくなったソフトバンクは、一死から周東佑京が安打で出塁。牽制悪送球で労せずに二塁へ進み、サヨナラのチャンスを作る。ここで打席は昨夜のヒーロー、この日も好守連発でチームを盛り立てる今宮。2ボール・1ストライクから低めの変化球をフルスイングすると、打球は前進守備のセンター頭上を越える一打。二塁から周東が還り、ソフトバンクがサヨナラ勝ち。開幕2連勝となり、工藤公康はこれが監督通算500勝のメモリアル勝利となった。


 今宮と言えば、ソフトバンクの不動の遊撃手であるが、2018年以降は度重なる故障に苦しんで思うようなパフォーマンスができず。昨季も43試合の出場に留まるなど、近年は苦しい戦いを強いられてきた。

 今季はそんなモヤモヤを晴らすかのように、開幕戦の第1打席で今季1号をかっ飛ばすと、続けて2戦目も躍動。帰ってきた背番号「6」が、ソフトバンクを日本一5連覇に導く使者となるのか。今後の活躍にも注目だ。

このニュースに関するつぶやき

  • 山口下げるなら安田下げろ、ど阿呆井口。相変わらず打てないな、藤岡も出すな。
    • イイネ!4
    • コメント 1件

つぶやき一覧へ(15件)

ランキングスポーツ

前日のランキングへ

ニュース設定