斎藤雅樹氏がオリックス・宮城の“心の強さ”を感じた場面とは?

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2021年03月28日 08:42  ベースボールキング

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開幕カード2戦目で先発勝利を挙げた宮城大弥
◆ 開幕カードで10代の勝利は64年ぶり

 元巨人で野球解説者の斎藤雅樹氏が、27日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に生出演。西武との開幕カード2戦目で先発勝利を挙げた宮城大弥(19)を称賛した。

 宮城は初回に2死三塁から山川穂高に内野安打で先制点を奪われるも、二回以降は最速148キロのストレートにチェンジアップ、カーブなど緩急を駆使したテンポの良い投球を披露。7回に2死満塁のピンチから若林楽人に押し出し死球を与えたものの、7回5安打2失点・8奪三振、123球の好投で今季初勝利を挙げた。開幕カードで10代の投手が先発勝利を挙げたのは2018年の京山将弥(DeNA)以来。オリックスでは阪急ブレーブス時代の57年米田哲也以来の快挙となった。

 斎藤氏は宮城について「ストライクをどんどん投げ込んでいて非常にテンポが良かった」とコメント。「(味方が逆転した後の)4回に先頭打者の山川穂高との対戦で、2ストライクから6球粘られた場面でもしっかり腕を振ってストライクで空振り三振に抑えた。普通のルーキーだと根負けしてしまう場面でもこういうピッチングができるのは心の強さもあるなと感じた」と投球だけでなくメンタル面の強さも称賛した。

 2019年ドラフト1位でオリックスに入団した宮城は1年目の昨季、ウエスタン・リーグで13試合に登板し6勝2敗、防御率2.72で最多勝に輝き、昨年11月の日本ハム戦でプロ初勝利を挙げている。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』

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