楽天ドラ1・早川、6回0封でプロ初勝利 2度の満塁も「根気強く投げられた」

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2021年03月28日 16:54  ベースボールキング

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楽天・早川隆久 (C)Kyodo News
○ 楽天 5 − 0 日本ハム ●
<3回戦・楽天生命パーク>

 楽天のドラフト1位・早川隆久投手(22=早大)が28日、日本ハムとの開幕第3戦で公式戦デビュー。満塁のピンチを2度切り抜けるなど力投し、6回4安打無失点でうれしいプロ初勝利を手にした。

 初回、1番・西川を空振り三振、2番・近藤は二ゴロに退けテンポ良く3者凡退スタート。2回も先頭の4番・中田をチェンジアップで空振り三振に退けるなど3人で斬った。3回は一死から8番・清水に四球を与えたが、続く中島、西川をいずれも中飛斬り。走者を出しても慌てることなく序盤3回を無安打投球で終えた。

 4回は先頭・近藤の打球を一塁・鈴木大が失策。続く渡邉、中田にはいずれも左前打を浴び無死満塁の大ピンチを招いた。それでも、5番・野村を最後はカットボールで空振り三振に仕留めると、続く大田も追い込んでからチェンジアップを振らせ連続三振。最後は7番・樋口を三ゴロに退け渾身のガッツポーズを見せた。

 4点を先制してもらった直後の5回も遊撃・小深田の失策で先頭打者の出塁を許したが、後続を落ち着いて退け勝利投手の権利をゲット。6回は2安打と1四球で再び一死満塁としたが、樋口を三ゴロ併殺に仕留めゼロを並べた。

 早川は6回104球、4安打無失点、8奪三振2四球の好投で初登板初勝利をマーク。試合後には公式戦初のヒーローインタビューに応じ、本拠地のファンに「とても投げやすく、ファンの声援がマウンドに届いた結果、抑えることができたと思います」と感謝した。途中から雨が落ちる難しいコンディションだったが、「根気強く投げることができた。(ピンチでは)1点、2点取られてもいいから、割り切って腕を振って行こうと思った結果、抑えることができました」と振り返った。

 打線は4回、一死満塁の好機を作り敵失で先制。その後も9番・太田の中前2点適時打、続く辰己の右翼線適時二塁打で4−0とリードを広げた。8回には太田が2号ソロを右翼席へ運びダメ押しの5点目。女房役は2試合連続弾をマークし、攻守両面で早川のプロ初勝利をアシストした。9回は抑えの松井が締め完封リレー。楽天はドラ1左腕の新人最速白星もあり、日本ハムとの開幕カードを2勝1敗で勝ち越した。

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  • やはり勝てるピッチャーか!彼はロッテファンだから…FAでウチに来てくれたらいいが…それ何年後や?
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