王者フランスがW杯予選初勝利!…エンバペがPK失敗もカザフスタンに2発快勝

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2021年03月28日 23:54  サッカーキング

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カザフスタン代表とフランス代表が対戦した [写真]=Getty Images
2022 FIFAワールドカップ カタール欧州予選・グループD第2節が28日に行われ、カザフスタン代表とフランス代表が対戦した。

 前回W杯王者のフランス代表は、24日に行われた第1節でウクライナ代表と1−1で引き分けた。同試合からはスターティングメンバーを9枚入れ替え、守護神ウーゴ・ロリスと前節の先制点を挙げたアントワーヌ・グリーズマンのみが2戦連続で先発出場。なお、グリーズマンは45試合連続での代表戦出場を果たし、第2次世界大戦以降のフランス代表では最長の連続出場記録となる。

 試合は20分にフランス代表が先制する。ポール・ポグバが鋭い縦パスを通すと、受けたアントニー・マルシャルは反転で相手をかわし、ウスマン・デンベレへのラストパスを選択。デンベレは右足でゴール左下隅に流し込んだ。デンベレにとっては2018年6月1日の国際親善試合イタリア代表戦以来となる代表3ゴール目となり、国際大会での得点は初となる。

 フランスは44分に追加点を獲得する。グリーズマンが左のコーナーキックから浮き球を供給すると、ポグバと競り合った相手DFセルゲイ・マリーのヘディングがそのままゴールに吸い込まれた。試合はフランスの2点リードで折り返した。

 フランスは70分、右サイドのレオ・デュボアからの折り返しにデンベレが頭で合わせたが、枠を捉えたシュートは相手GKアレクサンドル・モキンの好セーブに遭う。71分には高い位置でボールを奪うと、レマルの折り返しをウィサム・ベン・イェデルが落とし、飛び込んだキリアン・エンバペが左足でフィニッシュを放つ。しかし、これもモキンのセーブに阻まれた。

 75分、フランスはエンバペがペナルティエリア内で倒されてPKを獲得する。自らキッカーを務めたエンバペはゴール右下隅を狙ったが、相手GKモキンにコースを読まれて止められた。なお、エンバペは所属するパリ・サンジェルマンでの試合も含めると、2019年4月のナント戦以来10本ぶりのPK失敗となる。

 試合はこのまま終了し、フランス代表がW杯予選で初勝利を挙げた。次節は31日に行われ、カザフスタン代表はアウェイでウクライナ代表と、フランス代表はアウェイでボスニア・ヘルツェゴビナ代表と対戦する。

【スコア】
カザフスタン代表 0−2 フランス代表

【得点者】
0−1 20分 ウスマン・デンベレ(フランス代表)
0−2 44分 オウンゴール/セルゲイ・マリー(フランス代表)

【スターティングメンバー】
フランス代表(4−2−3−1)
ロリス;デュボア、ズマ、ラングレ、ディニュ;ポグバ(59分 ラビオ)、エンドンベレ(82分 シソコ);デンベレ(90分 コマン)、グリーズマン(59分 ベン・イェデル)、レマル;マルシャル(59分 エンバペ)

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