オリックス・山岡の“魔の6回”に岩本氏「これは独特なんです」

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2021年03月29日 07:20  ベースボールキング

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オリックス・山岡泰輔
◆ 精神面の影響を指摘

 オリックスの山岡泰輔投手が28日、メットライフドームで行われた西武戦に先発登板し、6回4失点で敗戦投手となった。

 この試合では初回、森友哉に2ランを打たれて先制を許すと、その後はテンポよくアウトを重ねていったが、6回に四球とヒットで二死二、三塁と好機を作られ、中村剛也にスライダーをセンター前に運ばれて2点を失った。

 山岡は昨年もイニング別では6回の失点が「9」と最も多く、“魔の6回”となっている。この状況について、8日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の岩本勉さんは「これは独特なんですよ。プロ野球の流れを見ていると、5回が終わるとグラウンド整備があり、ダンスパフォーマンスなんかもあって球場の雰囲気が一新される。6回からは新しい試合が始まるくらいデリケート」と説明し、精神面の影響を指摘した。

 さらに「今日の試合はわかりやすくて、山岡は初回に2失点、そして6回に2失点している」と続け、「プレーボールの初回と、空気が一新された6回のギアチェンジ、自分の中での頭の切り替えというのは、永遠のテーマと言っていいくらい難しい」と理解を示しつつ、「もう一度、環境の整え方を洗い直したほうがいいかもしれない」とアドバイスを送った。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』

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