今夏に10年過ごしたマンCを退団へ…アグエロ「いろんな感情が沸き起こる」

今夏のマンチェスター・C退団が発表されたアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロが29日、自身のTwitterで心境をつづった。

　マンチェスター・Cは同日、アグエロが契約満了を迎える今夏にクラブを退団することを発表。10シーズンを過ごした愛するクラブを去ることが決まり、アグエロはTwitterで次のように心境を明かした。

「1つのサイクルが終わるとき、いろんな感情が沸き起こります」

「10シーズンもマンチェスター・Cでプレーでき、大きな満足感と誇りを感じています。この時代、この年齢でプロ選手としては異例なことです」

「大きな功績を残した10シーズンで、僕は歴史的なトップスコアラーになることができ、僕の心に残り続けるであろうクラブを愛するすべての人と不滅の絆を築けることができました」

「僕はクラブ再建期の2011年に加入しましたが、オーナーたちの導きと多くの選手たちの貢献によって、クラブは世界的な強豪としての地位を確立できました」

「このクラブにふさわしい特権的な地位を維持するための任務は、クラブに残っている人たちに託されます。僕自身としては、より多くのタイトルを獲得し、ファンにより多くの喜びを届けられるように、残りのシーズンも全力で戦い続けます」

「そしてその後、新しい挑戦とともに新たなステージが始まります。最高レベルで戦い続けるために常に捧げてきた情熱とプロ精神を変わらず持ち、それに立ち向かっていく準備が整っています」

　現在32歳のアグエロは2011年夏にアトレティコ・マドリードからマンチェスター・Cに移籍。これまで10シーズンで公式戦384試合に出場し、257ゴールを記録している。1年目の2011−2012シーズンには最終節のQPR戦で劇的な決勝ゴールを決めてクラブ史上初のプレミアリーグ制覇に導くなど、これまで4度のリーグ優勝や5度のリーグカップ制覇などに貢献。14−15シーズンには26ゴールを挙げてプレミアリーグ得点王に輝いた。