DeNA・三浦監督、ハマスタ初戦を託す大貫に「大活躍を期待する」

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2021年03月30日 15:54  ベースボールキング

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DeNA・大貫晋一
開幕カードの巨人との3連戦は2敗1分けと、三浦大輔新監督とチームの今季初勝利を手にできなかったDeNAは30日、ヤクルトとの対戦で本拠地開幕を迎える。

 開幕ローテーション投手では、28日の巨人戦に先発した平良拳太郎が、右肘の張りを訴え、6回途中で降板。29日に出場選手登録を抹消された。病院には行かず、「トレーナーで診てもらっている」(三浦監督)とのことだが、復帰の目途について、試合前に取材に応じた三浦監督は、「きのうのきょうなので、しばらくここ数日様子を見てからになる。現状ではわからない」と話すにとどめた。

 今季未勝利のまま、横浜スタジアムへ戻ったDeNA。本拠地開幕戦の先発を昨年10勝を挙げた大貫晋一に託した三浦監督は、「大活躍を期待する。去年2ケタ勝って、オープン戦も安定した投球をしてくれていたからホーム開幕戦を任せたし、大貫らしいピッチングを期待している」と3年目右腕に期待を寄せた。

 大貫は昨年、対ヤクルト戦で3勝負けなし、防御率も1.99と好成績を残している。三浦監督は、「それもある」と大貫をヤクルト戦に当てた理由を認めつつ、「一つだけではないが、大貫の状態とか、他のローテーション投手とか、対戦カードとか、いろいろ総合的に判断して、きょうのホーム開幕の先発に決めた」と話した。

 ヤクルト打線については、「勢いに乗せると大量失点もある。しっかりと切るところは切る。どこのチームに対してもそうだが、クリーンアップの前にランナーを出さないことは当然」と話した三浦監督。

 「ことしから内川が入ったということで、やはり勝負強い打者なので。ポイント、ポイントでしっかりとその前で切れるように」と新加入の元ベイ戦士を警戒した。

 2敗1分けとなった開幕3連戦を振り返って、「後悔はない。結果ですから。悔しさはもっていますけど、それは僕だけでなく選手もコーチもみんなもっていると思う」と三浦監督は話し、「できたこと、できなかったこと。固くなって思い切り自分のプレーを出せなかった選手もいたが、結果を出した選手もいる。もう一歩のところだったと思うので、またきょうからみんな気合を入れ直して頑張ります。悔しい気持ちでいっぱいでやり返すだけ」と闘志を燃やした。

(取材・ニッポン放送アナウンサー洗川雄司)

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