大谷翔平、2打数1安打でオープン戦終了　同打率.548、打撃好調のまま開幕へ

◆ 13試合で5発、OPSは驚異の1.604！

　エンゼルスの大谷翔平選手（26）が現地時間30日（日本時間31日）、ドジャースとのオープン戦（ドジャースタジアム）に「2番・指名打者」でスタメン出場。2打数1安打で交代し、打撃好調のまま4月1日（同2日）の開幕・ホワイトソックス戦を迎えることになった。

　前夜の同カードは「2番・投手」で出場したが、右手中指のマメが破れた影響で3回途中7失点でノックアウト。打席は見逃し三振に倒れた初回の1打席のみだった。今季初めて登板翌日に打者として出場した二刀流。初回、一死無走者の場面でドジャースの若き剛腕・メイと対戦し、98.6マイル（約159キロ）のシンカーを中前へ弾き返した。

　3回の第2打席は二死無走者でメイの98.3マイル（約158キロ）を再び二、遊間へ弾き返したが、二塁・ラックスの好守備に阻まれ二ゴロ。大谷は俊足を飛ばし間一髪のタイミングだったが2打席連続安打とはならなかった。

　6回に3度目の打順が巡ってきたが代打を出され途中交代。オープン戦最後の試合を2打数1安打で終え、打者でのオープン戦成績は打率.548、5本塁打、8打点、OPS 1.604となった。

　投手としてはマメの影響でノックアウトされた上述の登板含め、オープン戦4試合に登板し防御率12.19。投手としては不安を残すが、打者としては絶好調のままメジャー4年目のシーズンを迎える。