『ドラえもん』スネ夫役、『鬼滅の刃』不死川実弥役、『呪術廻戦』パンダ役などで知られる声優・関智一が2021年4月15日よりテレビ朝日にて放送開始となるドラマ『桜の塔』に出演することが発表された。
本作は、脚本家・武藤将吾が紡ぐオリジナルストーリーをもとに、桜の代紋を掲げる“警視庁の頂点=警視総監の座をめぐる激しい出世バトル”と“壮絶な人間ドラマ”を描く。警視庁捜査共助課の理事官・上條漣を演じる主演・玉木宏を中心に、広末涼子、岡田健史、仲里依紗、光石研、吉田鋼太郎、椎名桔平らがキャストとして集結した。
今回、関が演じるのは、水樹爽(広末)や富樫遊馬(岡田)らが所属する警視庁刑事部捜査一課のトップ=捜査一課長・牧園隆文。「ドッキリかと思いました(笑)」と、出演が決まったときの驚きを打ち明けたが、並々ならぬ熱意をもって撮影へ臨んだ。
撮影現場は「正直かなり緊張して初日を迎えました」と振り返り、「スタッフの皆さん、共演の俳優さん方にとても優しく接していただけたので、ありがたかったです。毎日興奮しっぱなしで、夜眠れないのだけが悩みの種です」と、幸せな悩みを明かした。
今後については、「野心ってほどでもないですが、声優としても俳優としても長く必要とされる自分でいれたら、うれしいです。今回いただいた機会を大切に、ドラマや映画にも挑戦していきたいです。時代劇も大好きなので、出演できたら最高ですね」と目を輝かせた。関からは、コメントも到着した。
ドラマ『桜の塔』は、2021年4月15日より毎週木曜21時〜テレビ朝日にて放送。
関智一(牧園隆文・役) コメント
――『桜の塔』へのご出演が決まったとき、台本を読んだときの率直な感想をお聞かせください。
出演が決まったときはドッキリかと思いました(笑)。にわかには信じられませんでしたが、かなりうれしかったです! 今まであまり見たことのない、警察内部の権力争いをフィーチャーした作品で、台本を一気読みしました。この先が気になって気になって…(笑)。
――ドラマの現場はいかがですか?
正直かなり緊張して初日を迎えましたが、スタッフの皆さん、共演の俳優さん方にとても優しく接していただけたので、ありがたかったです。毎日興奮しっぱなしで、夜眠れないのだけが悩みの種です。
そんな中、声優、舞台、そしてドラマ…と、求められる表現に違いはありますが、あまり気にすると芝居に集中できなくなるので、皆さんの空気を感じながら夢中で楽しむことにしました。精巧なセット、衣装、さまざまなスタッフさんが作り上げた世界観にスイッチを入れていただいてます。
――警視庁刑事部捜査一課長の役を演じる上で気をつけている点、工夫されている点は? また、声の表現部分でこだわっていることはありますか?
さまざまなドラマに登場してくる役職でもあるので、当然知ってはいましたが、改めて実際の捜査一課長の就任会見もたくさん見たりして(笑)、いろいろ調べました。基本的に現場叩き上げの優秀な方が就任するポジションであるとのことなので、役とはいえ自分に務まるか不安もありましたが、犯人逮捕に対する執念と責任をしっかり持って演じるよう心掛けています。
声に関しては、間違ってもスネ夫にならないように注意しています(笑)。
――視聴者にぜひ注目してほしい点を教えてください。
玉木(宏)さんと広末(涼子)さんの絶妙な関係性と、椎名(桔平)さん・吉田(鋼太郎)さん・光石(研)さんの丁々発止の掛け合いでしょうか。見ていて引き込まれます。
――今回は警視総監の座をめぐる出世バトルが描かれますが、関さんにも“野心”はありますか?
野心ってほどでもないですが、声優としても俳優としても長く必要とされる自分でいれたら、うれしいです。今回いただいた機会を大切に、ドラマや映画にも挑戦していきたいです。時代劇も大好きなので、出演できたら最高ですね。
――最後に、視聴者へメッセージをお願いします。
『桜の塔』は驚きの展開が次から次へと続きます。毎回ハラハラ、ドキドキ。最高にエキサイティングなドラマになっていると思います。僕も慣れないドラマにハラハラ、ドキドキです。どちらも併せてお楽しみください!