小さなウサギの耳を付けて完璧なポージングを見せたカエル(画像は『Cadbury USA 2021年3月12日付Instagram「Meet Betty An Australian White Tree Frog from Florida.」』のスクリーンショット) イギリスやアメリカで人気のチョコレートブランド「キャドバリー(Cadbury)」は、このほどイースターに向けた宣伝のためにマスコットとなる動物の公募を行った。候補は犬や猫が中心だったが、投票の結果マスコットに選ばれたのは、なんとカエルだった。同社初の両生類マスコットとなったこのカエルはこれからCM撮影などを行い、商品宣伝のため忙しくなるようだ。『USA TODAY』などが伝えている。
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イギリス発祥の大手製菓会社「The Hershey Company」が販売するチョコレートブランド「キャドバリー(Cadbury)」は、アメリカでも大人気のチョコレートだ。このほどアメリカ支社の「Cadbury USA」では、イースターに先駆けて宣伝大使を担うマスコットである“キャドバリー・バニー(Cadbury Bunny)”を務める動物を募集した。
同社は専用Instagramアカウントにて、3月6日より募集を開始した。コンテスト形式で行われたこのイベントには犬や猫を中心にしつつも、牛やヤギ、カメ、アルパカ、カバ、ロバなどの動物たちが立候補し、イースターにちなんだウサギの耳のカチューシャなどを装着してアピールを行った。
そして投票の結果、12,000以上の候補の中から選ばれたのはなんとカエルの“ベティ(Betty)”だった。応募写真にはカゴいっぱいのカラフルな卵の横で、ベティが飼い主特製と思われるウサギの耳が付いたシルクハットを被ってポージングを決めている。
昨年にも同様のイベントが開催されており、優勝したのはクーンハウンドという種類の犬だった。同社がマスコットとして両生類を採用したのは初めてのことで、ベティは両生類マスコットとしての先駆者となった。
ベティはオーストラリアンイエアメガエル(Australian White’s Treefrog)という種類のカエルで、セントラルフロリダ大学(University of Central Florida)に通うケイトリン・ビダルさん(Kaitlyn Vidal)が飼育している。
「4匹飼っているカエルのうち、ベティは一番面白いカエルなのでマスコットとしては適任だと思います。ベティは私たち家族にとって素晴らしい存在で、世界中の人にベティを知ってもらえるのは嬉しいですね」と話すケイトリンさんは、賞金5,000ドル(約55万円)を受け取った。
今後ベティはイースターのウサギに扮してCM撮影を行うようで、同社のブランドマネージャーのトレバー・ジャクベックさん(Trevor Jakubek)は「ベティにウサギの耳を付けるのが本当に楽しみです。歴代の“キャドバリー・バニー(Cadbury Bunny)”の中でも殿堂入りすると思いますよ」と期待に胸を膨らませている。
ベティの優勝には、「おめでとうベティ! カエルが好きだから嬉しい!」「本当に可愛い!」「ベティはキャドバリー・バニーとして完璧だよ」といった声が多数寄せられた。
画像は『Cadbury USA 2021年3月12日付Instagram「Meet Betty An Australian White Tree Frog from Florida.」、2021年3月16日付Instagram「The votes keep rolling in! We’re excited to share the latest standings for the Cadbury Bunny Tryouts」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)