ミランでプレーするイングランド代表DFフィカヨ・トモリが、同クラブのレジェンドについて語った。イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が伝えている。
チェルシーの下部組織出身の同選手は、今年の1月から今シーズン終了時点までミランへ期限付き移籍で加入。ここまですでにセリエAで7試合に出場している。今回の取材に応じたトモリは、自身が感銘を受けたというミランのレジェンド、パオロ・マルディーニについて言及。現在は同クラブのテクニカル・ディレクターを務める同氏の存在が、『サン・シーロ』へ移籍するひとつの要因となっていたようだ。
「マルディーニがテクニカルエリアの責任者であることは、ストライカーがスポーツ・ディレクターとして(リオネル・)メッシと付き合うようなものだと思っている。僕は、毎日彼を感動させたいと思っているよ」
そして、トモリはここまでのイタリアでのプレーについて「セリエAはDFにとって大学のようなものだ」と語りながら、今後のタイトル争いや自身について以下のように語った。
「インテルとの勝ち点差は大きいが、最後までタイトルを信じてはいけない理由がわからない。チャンピオンズリーグへの復帰は、素晴らしい目標だ。そして個人としては、できるだけ早く世界のトップレベルになれるように、毎日努力している。僕たちは何か特別なことを実現できると信じているからね」
ミランは現在、首位インテルと勝ち点差6の2位につけている。