パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するフランス代表FWキリアン・エンバペが、自身の価値観について言及した。2日付けでスペイン紙『アス』が報じている。
エンバペは現在22歳ながら、クラブレベルではリーグ・アンの優勝や得点王、代表レベルではW杯の優勝を経験。その存在感にヨーロッパ各国のビッグクラブが熱視線を送っており、来シーズン以降の去就には世界中の注目が集まっている。
今回メディアのインタビューに応じたエンバペは、自身が据えるエゴイズムについて言及。バルセロナのFWリオネル・メッシとユヴェントスのFWクリスティアーノ・ロナウドの名前を挙げながら、以下のように語っている。
「僕はピッチに立つたびに、自分が一番の選手だと自分に言い聞かせているよ。メッシやクリスティアーノと対戦した時もそうだった。彼らは僕より優れた選手であり、これまで自分の何億倍もの素晴らしいことを成し遂げてきたと思う。でも、頭の中では自分が一番だと言い聞かせているんだ」
「そうすることで自分に限界を与えず、自分のベストを尽くそうと思えるからね。もちろん、人に理解してもらえないこともある。でも自分には素晴らしいことができるということを、自分自身で説得しなければならないと思っているよ」
エンバペが所属するPSGは、現在リーグ戦で首位。チャンピオンズリーグでは準々決勝に進出しており、7日にはバイエルンとの第1戦を迎える。