2位ミラン、10人のサンプドリアと辛くもドロー…吉田麻也は終盤出場

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2021年04月03日 21:32  サッカーキング

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ミランとサンプドリアが対戦した [写真]=Getty Images
セリエA第29節が3日に行われ、DF吉田麻也が所属する10位サンプドリアは敵地で2位ミランと対戦した。日本代表の活動から復帰したばかりの吉田はベンチスタートとなり、89分から出場した。

 サンプドリアは6分、セットプレーの流れからマノロ・ガッビアディーニがループ気味のシュートを試みたが、相手GKジャンルイジ・ドンナルンマに防がれる。24分にはアントニオ・カンドレーヴァが右サイドから供給したフリーキックにモーテン・トルスビーが頭で合わせたが、強烈なヘディングシュートは再びドンナルンマの好セーブに阻まれた。対するミランは決定的な場面を作ることができず、前半はスコアレスで折り返した。

 57分、サンプドリアがミランのミスから先制する。ファビオ・クアリャレッラは敵陣でテオ・エルナンデスの不用意な横パスを奪うと、相手GKドンナルンマが前に出ていたことを見逃さずにすかさずループシュートを選択。ボールは無人のゴールに吸い込まれた。しかしサンプドリアはその直後、アドリアン・シウヴァが相手への危険なタックルでこの試合2枚目のイエローカードを提示されて退場し、残り時間を数的不利で戦うことになった。

 敵陣に押し込む時間が増えたミランはサンプドリアの守備を攻略することに苦しんだが、87分に待望の同点弾をゲット。速攻でファイナルサードまで持ち込むと、最後はフランク・ケシエのパスを受けたイェンス・ペッター・ハウゲが右足でゴール右に流し込んだ。

 追いついて勢いに乗るミランは88分、ハカン・チャルハノールが逆転を狙う強烈なミドルシュートを放ったが、これは相手GKエミル・アウデロの好セーブに遭う。後半アディショナルタイムにはズラタン・イブラヒモヴィッチのパスを狭いところで受けたケシエがエリア内で右足を振り抜くが、吉田らがブロックに入ったこともあってボールはポストに弾かれた。

 試合は引き分けに終わり、ミランとサンプドリアはともに連勝を逃すことになった。次節、ミランは10日にアウェイでパルマと、サンプドリアは11日にホームでナポリと対戦する。

【スコア】
ミラン 1−1 サンプドリア

【得点者】
0−1 57分 ファビオ・クアリャレッラ(サンプドリア)
1−1 87分 イェンス・ペッター・ハウゲ(ミラン)

このニュースに関するつぶやき

  • Twitterでテオも反省してたし叩くのはやめとく。代表呼ばれてない選手は5日間のオフが与えられてたのに何なんだろうかあの軽いプレー。ランチタイムキックオフの相性最悪だなと
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