西武のドラ1・渡部が昇格即スタメンでプロ1号「入る手ごたえがありました」

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2021年04月04日 15:42  ベースボールキング

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◆ どすこいポーズも披露

 西武のドラフト1位ルーキー・渡部健人選手が4日、プロデビュー戦で初アーチを放った。

 主力選手の相次ぐ離脱が続く西武は4日、前日の試合で四球を受け骨折した外崎修汰の一軍登録を抹消し、渡部健人と綱島龍生を登録。渡部は「7番・指名打者」で昇格即スタメン起用となり、第1打席と第2打席はソフトバンク・和田毅の前に空振りの三振に倒れていたが、迎えた第3打席に直前の呉念庭が併殺判定からのリクエストで一塁に残ると、二死一塁という状況で甘く入ったカーブを見逃さずにレフトスタンドへ。これが1点差に迫られた中での価値ある2ランとなった。

 渡部は「打った瞬間、入る手ごたえがありました。めちゃめちゃうれしいです」とプロ初本塁打を振り返り、連続三振で迎えた打席だったが、「とにかくこの打席は何も考えずに…。来たボールを打とうという思いでした」とコメント。山川穂高のホームランパフォーマンスである「どすこいポーズ」をベンチ前で披露したことに関しては「(同期の)若林にやれって言われたので(笑)」と笑顔を見せた。

 この一発には先発した平井克典も降板後に「めちゃめちゃうれしかったですね! 神です。ナイスバッティングでした!」とコメント。1点差の緊迫した状況で生まれた価値ある一打に感謝していた。

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