ウニオン、PK被弾でヘルタとのダービーはドロー…遠藤渓太は出場せず

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2021年04月05日 03:00  サッカーキング

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ウニオンとヘルタのベルリン・ダービーが行われた [写真]=Getty Images
ブンデスリーガ第27節が4日に行われ、MF遠藤渓太が所属するウニオン・ベルリンとヘルタ・ベルリンが対戦した。遠藤は2試合連続のベンチスタートとなり、出番は訪れなかった。

 ウニオンとヘルタの意地をかけたベルリン・ダービー。前回大戦ではウニオンが1−3で敗れているが、ヘルタは現在、暫定で15位と低迷しており、残留争いに巻き込まれている。前節のフランクフルト戦で6戦ぶりの敗戦を喫した暫定9位ウニオンがヘルタを本拠地『シュタディオン・アン・デア・アルテ・フェルステライ』に迎えた。

 試合を動かしたのはウニオンだった。10分、右サイドからアーリー気味のクロスを送ると、こぼれ球をロベルト・アンドリッヒがエリア手前から左足でボレーシュート。ボールはゴール右下隅に突き刺さった。ウニオンは12分にも決定機。右サイドの高い位置でボールを奪い、クロスを送ると、エリア内左で収めたジュリアン・ライヤーソンが右足でシュート。しかし、ボールはクロスバーを直撃。追加点とはならなかった。

 ヘルタは20分に決定機。右サイドのCKの流れからジョーダン・トルナリガがヘディングで合わせるが、これはクロスバーに嫌われた。ウニオンは27分、ヘルタのマテオ・ゲンドゥージがグリシャ・プレメルに対しエルボーを見舞ったとして激昂。両チーム選手が入り乱れる事態となると、ゲンドゥージとプレメルの両選手にイエローカードが出された。

 ヘルタは32分、エリア内左でボールを背負ったゲンドゥージがマーヴィン・フリードリヒに倒され、PKを獲得。35分、ドディ・ルケバキオがこれをゴール左に決めて同点とした。同点で後半へ折り返すと、両チーム一進一退の攻防が続く。ヘルタは79分、ゲンドゥージに代えてサミ・ケディラを投入する。

 後半は両チームともに決定打に欠け、試合はこのまま終了。ウニオンは7位、ヘルタは14位となっている。

 次節、ウニオン・ベルリンは10日にアウェイでバイエルンと、ヘルタ・ベルリンは同日にホームでボルシアMGと対戦する。

【スコア】
ウニオン・ベルリン 1−1 ヘルタ・ベルリン

【得点者】
10分 ロベルト・アンドリッヒ(ウニオン・ベルリン)
35分 ドディ・ルケバキオ(PK/ヘルタ・ベルリン)

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