トゥヘル体制初黒星を喫したチェルシーでトラブル…リュディガーとケパが練習中に衝突
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2021年04月05日 16:08 サッカーキング
チェルシーに所属するドイツ代表DFアントニオ・リュディガーが、練習中にスペイン代表GKケパ・アリサバラガと衝突したようだ。4日、イギリス紙『テレグラフ』が伝えている。
チェルシーは今年1月26日にトーマス・トゥヘル監督就任後、14試合連続で無敗(10勝4分け)。そのうちの12試合でクリーンシート(無失点試合)を達成するなど、好調のまま代表ウィークとなった。しかし、再開後初戦となった3日のプレミアリーグ第30節のウェスト・ブロムウィッチ(WBA)戦は29分にブラジル代表DFチアゴ・シウヴァが退場した影響もあり、2−5で敗戦。トゥヘル体制15試合目で公式戦初黒星を喫した。
その翌日に行われた練習中に同試合に出場していなかったチームメイト同士で問題が勃発。報道によると、リュディガーがケパに対し、遅れてタックルしたことがきっかけとなり、両者は押し合いながら口論となる事態に。チームメイトが間に入り、両者は離れたものの、リュディガーは冷静さを失っていたため、トゥヘル監督は同選手を練習から早めに切り上げさせたという。
練習場には緊張感が走ったようだが、その後リュディガーはケパやチームメイトに対して謝罪したことも明らかになっており、トゥヘル監督やクラブは問題が解決したと認識しているようだ。
チェルシーは次戦、7日にチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝のポルト戦に臨む。初黒星を喫し、練習では不穏な空気が流れたようだが、重要な一戦を前にトゥヘル監督にはチームを立て直すことが求められている模様だ。
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