ミラン、イブラヒモヴィッチとの契約延長間近か…1年契約を結び近日中に発表へ

ミランは、同クラブに所属するスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモヴィッチとの契約延長間近となっているようだ。イタリアメディア『メディアセット』が伝えている。

　ミランは昨年1月にイブラヒモヴィッチを獲得。同選手は7年半ぶりのミラン復帰を果たし、順位を11位から6位に引き上げ、ヨーロッパリーグ（EL）出場権獲得に貢献した。今シーズンもリーグ16試合出場15得点を記録し2位につけ首位のインテルを追うミランを中心選手として引っ張っている。

　また、39歳になる同選手だが116試合に出場し、歴代最多となる62ゴールをマークしたスウェーデン代表に約5年ぶりに復帰。カタール・ワールドカップ欧州予選のグループB第1節ジョージア代表戦に出場しアシストで勝利に貢献。ベテランの域に入りながらも衰えない活躍を見せている。

　昨年8月に1年の契約延長でサインし、現行契約満了を控える同選手。これまでもインタビューで延長に前向きな様子を見せてきたイブラヒモヴィッチは今回ミランと数日中に新契約を結ぶ模様。新契約では1年間延長し、650万ユーロ（約8億4400万円）の基本給に加え、チャンピオンズリーグ（CL）出場権を獲得した場合に50万ユーロ（約6500万円）がプラスされるオプションがついているようだ。

　同メディアによると6日中にもサインされるという。ステファノ・ピオリ監督や選手からも厚い信頼を寄せられるベテランの延長はチームにとっても追い風となりそうだ。