パリ・サンジェルマンのマウリシオ・ポチェッティーノ監督が7日に行われるチャンピオンズリーグ・決勝トーナメント準々決勝バイエルン戦を前日に控え、意気込みを語った。パリ・サンジェルマン公式HPが6日に伝えている。
ポチェッティーノ監督は昨シーズンのCL王者バイエルンの印象について「バイエルンは高いディフェンスラインを持つとても組織的なチーム」と評価。「攻撃的な選手が相手のバランスを崩し、違いを作る。我々は危険なエリアでボールを失わないようにしなければならないね」と気を引き締めた。
バイエルンはポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキ、ドイツ代表FWセルジュ・ニャブリの欠場が決まっている。一方のパリもイタリア代表MFマルコ・ヴェラッティや同代表MFアレッサンドロ・フロレンツィに加え、アルゼンチン代表FWマウロ・イカルディ、フランス代表DFレイヴァン・クルザワなどの欠場が決まっている。対戦相手の選手離脱について意見を求められると、「我々にもヴェラッティやイカルディのような欠場者がいる。今のところすべてのチームが欠場者を抱えているが、我々はそれに対応していかなければならない」と語った。
「バイエルンの強さはコレクティブなこと。CLやクラブW杯で優勝するということは、11人だけではなく、非常に優れたスカッドが揃っているということだよ。もちろん、レヴァンドフスキとニャブリは素晴らしい選手だ」
そしてパリとバイエルンの一戦は、昨シーズンのファイナルの再戦として注目も集まっている。ポチェッティーノ監督は決勝を「私はスタッフと一緒にそこにいたわけではなく、単に観戦者だった」とした上で、以下の様に意気込んだ。
「この試合は2試合で行われ、状況が異なる。リベンジでもあるが、我々にとってはおそらく世界最高のこのような強いチームに勝つことの方がよっぽどチャレンジングだね」