コウチーニョ長期離脱の一方で…バルセロナは2000万ユーロの“節約”?

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2021年04月07日 03:31  サッカーキング

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コウチーニョは昨年12月末から長期離脱を強いられている [写真]=Getty Images
バルセロナのブラジル代表FWフィリペ・コウチーニョが負傷により今シーズンの復帰が絶望的となったことで、バルセロナは2000万ユーロ(約260億円)を“節約”することになったとスペイン紙『マルカ』が6日に報じている。

 コウチーニョは昨年12月29日のエイバル戦で左ヒザの外側半月板を負傷。回復には時間を要したものの、今月5日に手術を受けて成功した旨をクラブが発表していた。クラブはコウチーニョの離脱期間を未定としていて、回復のスピードを見ながら判断することになるようだが、今シーズンはピッチに復帰することが難しいとみられている。

 『マルカ』によれば、コウチーニョがバルセロナで100試合出場を達成した場合、バルセロナは獲得元であるリヴァプールに2000万ユーロを支払わなければならないという条項が契約に含まれているという。コウチーニョは移籍してきた2017−18シーズンからバルセロナでプレーした試合数は通算90試合で、皮肉にもコロナの打撃に苦しむバルセロナにとって今シーズンのリヴァプールへの支払いは免れることができそうだ。

 また、『マルカ』はコウチーニョの移籍の可能性にも触れていて、バルセロナが資金を調達し、帳尻を合わせるためにコウチーニョを退団させる可能性も否定していない。コウチーニョの移籍が実現すれば来シーズン、同選手に対する4000万ユーロ以上の償却費や給与を支払わずに済むことになるという。

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