チャンピオンズリーグ(CL)・準々決勝ファーストレグが6日に行われ、マンチェスター・Cとドルトムントが対戦した。
最初のチャンスを迎えたのはドルトムント。ジュード・ベリンガムがエリア内左でボールを持つと角度のないところからシュートを放つ。しかしこれはGKエデルソンがしっかりとセーブしピンチを防いだ。
すると19分、マンチェスター・Cが先制に成功する。マンチェスター・Cは高い位置でエムレ・ジャンのパスをカットすると、人数をかけてカウンターを仕掛ける。フィル・フォーデンが左サイドを駆け上がると逆サイドのマフレズへ鋭い展開。最後は中央のケヴィン・デ・ブライネが合わせて先手を取った。さらに29分、ジャンのファウルでPKの判定となるが、VARの介入でPKは取り消された。
一方のドルトムントは37分、ベリンガムがGKエデルソンのトラップボールをかっさらい、ゴールに流し込むがファウルの笛が鳴りゴールは認められない。
後半を迎え1点ビハインドのドルトムントは48分、アーリング・ハーランドが強靭なフィジカルでDFルベン・ディアスを振り切って強烈なシュートを放つが再びエデルソンの壁が立ちはだかる。61分にはエリア付近でフリーキックを獲得するが、マルコ・ロイスのシュートは壁に当たりゴールとはならない。
マンチェスター・Cの時間が続く中、83分のドルトムントはベリンガム、ハーランドのパスワークからロイスが右のゴールネットを揺らして同点弾。終盤に貴重なアウェイゴールを奪った。
しかし89分、マンチェスター・Cがイルカイ・ギュンドアンからのパスをフィル・フォーデンが沈めて土壇場で勝ち越しに成功。そのまま試合は終了し、マンチェスター・Cがファーストレグを2−1で勝利した。セカンドレグは日本時間15日午前4時にキックオフを迎える。
【スコア】
マンチェスター・C 2−1 ドルトムント
【得点者】
1−0 19分 ケヴィン・デ・ブライネ(マンチェスター・C)
1−1 83分 マルコ・ロイス(ドルトムント)
2−1 89分 フィル・フォーデン(マンチェスター・C)