愛媛FCは7日、2021シーズンよりトップチームの指揮を執っていた和泉茂徳監督から4日に辞任の意向を受け、クラブとして受諾したことをクラブ公式サイトで発表。併せて、實好礼忠氏がトップチームの監督に、愛媛U−18より小笠原侑生氏がトップチームコーチへ就任することが決定したことも発表されている。
和泉前監督は、1969年生まれの51歳。1994年〜2004年にかけて愛媛ユース(現愛媛U−18)の監督を務めると、以後は愛媛アカデミーダイレクター、愛媛アカデミーダイレクター兼愛媛ユース(現愛媛U−18)監督、愛媛アカデミーヘッドオブコーチングなどを歴任してきた。2021シーズンよりトップチームの指揮を執ったものの、チームは現在J2最下位に沈んでいる。
クラブ公式サイトには、和泉前監督のコメントが掲載されている。
「日頃よりご支援・ご声援いただいているスポンサーの皆さま、毎試合応援していただいたサポーターの皆さまの期待に応えられず申し訳ございませんでした」
「1994年から愛媛FCに関わることができ、愛媛FCに私自身も成長させていただきました。本当にありがとうございました」
「昨シーズンの苦しい状況もあり、今年こそはと臨んだシーズンでしたが、これまで思うような成績が挙げられず責任を重く感じております」
「皆さま方におかれましては今後とも愛媛FCを熱く応援していただけると嬉しく思います」
「最後になりますが、この場をお借りしまして私自身を支えていただきました関係者各位、そして一緒に戦ってくれたサポーター、選手たちに心から感謝いたします。ありがとうございました」
トップチームの監督に就任する實好氏は、1972年生まれの48歳。これまでに、ガンバ大阪や名古屋グランパスのトップチームコーチ、京都サンガF.C.の監督などを務めている。また、トップチームコーチに就任する小笠原氏は、1988年生まれの32歳。2019年〜2020年にかけて愛媛U−18コーチを務めている。