日本ハム、開幕10戦終え未だ1勝…ドラ1・伊藤、7回3失点の力投もプロ初黒星

20

2021年04月07日 22:14  ベースボールキング

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

ベースボールキング

日本ハム・伊藤大海 (C)Kyodo News
● 日本ハム 2 − 6 ソフトバンク ○
<2回戦・札幌ドーム>

 日本ハムは2つの引き分けを挟み6連敗。プロ入り2度目の先発となったドラフト1位・伊藤大海投手(23)は7回3失点(自責点2)と力投したが、打線の援護に恵まれずプロ初黒星を喫した。

 伊藤は初回、先頭の周東、続く今宮を連続三振に斬るなど3者凡退の好スタート。2回は先頭の4番・グラシアルに先制の右越えソロを浴びたが、続く栗原、デスパイネを連続三振に仕留めるなど後続をピシャリと封じた。4回は先頭の2番・今宮に内野安打を許すも、続く柳田を投ゴロ併殺斬り。自らの好フィールディングでピンチの芽を摘んだ。

 大田の1号2ランで逆転してもらった直後の5回は、四球と三塁・野村の失策で無死一、三塁の大ピンチ。それでも、7番・中村晃、8番・松田、9番・甲斐を圧巻の3者連続三振に仕留め、マウンド上で渾身のガッツポーズを見せた。

 しかし、1点リードのまま迎えた7回、一死一、三塁のピンチで中村晃を投ゴロに打ち取ったが、併殺を狙った二塁送球を遊撃・中島が捕球ミス(記録は遊失)。この間に2−2の同点に追いつかれた。続く松田には左翼フェンス直撃の適時二塁打を浴び3失点目。2−3と試合をひっくり返された。

 伊藤は7回118球、4安打3失点(自責点2)、11奪三振2四球の力投を見せたが、チームは再逆転できずプロ初黒星。打線は大田の1号2ランで今季10試合目でチーム初アーチを記録したが、5回以降は追加点を奪えなかった。

 8回にはリリーフ陣が乱れ致命的な3失点。日本ハムはまたしても今季の本拠地初勝利を逃し、開幕10試合を終え1勝7敗2分け。スタートで大きくつまづいた。

このニュースに関するつぶやき

  • ここまで弱くなるとは笑うしかない
    • イイネ!3
    • コメント 10件

つぶやき一覧へ(13件)

ランキングスポーツ

前日のランキングへ

ニュース設定