ツインズ ・前田健太がバックの援護受け6回2失点で今季初白星

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2021年04月08日 05:20  ベースボールキング

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ツインズ の前田健太投手
◆ 4番の一打とバックの好守に助けられる

 ツインズの前田健太投手が6日(日本時間7日)、敵地でのタイガース戦に先発登板。6回を投げて75球、7安打1四球で2失点という結果で今季初白星を手にした。

 前田は初回、先頭打者を3球三振に斬ってとると、続く2番打者にはヒットを許したが、後続を難なく抑えた。しかし2回は、三振と安打という同じ展開から、今度は7番・バドゥーに三塁打を打たれて失点。さらに四球を与えて一死一、三塁とピンチは続いたが、9番レイエスの強烈なピッチャー返しを前田が好捕し、飛び出したサードランナーを見逃さず併殺に仕留めた。

 すると3回、4回はいずれも三者凡退。5回には味方打線が1点を奪って試合を振り出しに戻したが、迎えた5回にソロを被弾。再び勝ち越しを許す展開となるも、直後の6回表に連打から好機を作って、4番・ポランコの2点適時二塁打でリードを奪った。

 ところが、その裏に今度は前田が大きなピンチを背負う。この回の先頭、W・カストロがヒットで出塁すると、続くミゲル・カブレラの鋭い打球に飛びついた左翼手・バドゥーが捕球できずボールはフェンスまで到達。一塁走者のカストロが一気にホームを狙ったが、中継に入った遊撃手・シモンズがホームへ素晴らしい返球を見せ、間一髪のところでアウトにした。

 さらに四球とヒットで一死満塁とピンチは続き、6番・スクープの右飛で三塁走者のM・カブレラがホームを狙ったが、これをホームでアウトにするなど、バックの好守にも助けられ、勝利投手の権利を持ったまま6回を投げ切ることに成功した。その後は、7回をロブレス、8回と9回の2イニングをコロメが締め、チームは3−2で勝利。前田にも嬉しい今季初白星がついている。

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