独自認証「山梨モデル」に注目=飲食店対策、自治体も知恵比べ―新型コロナ

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2021年04月08日 07:30  時事通信社

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時事通信社

写真感染防止対策を講じているとして山梨県が認証した飲食店での緊急点検で、座席同士の距離を測る県の調査員(左)ら=5日午後、山梨県笛吹市
感染防止対策を講じているとして山梨県が認証した飲食店での緊急点検で、座席同士の距離を測る県の調査員(左)ら=5日午後、山梨県笛吹市
 新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言が初めて発令されて1年が過ぎたが、全国の自治体は今も、飲食店を中心とした感染対策に頭を悩ませている。そんな中、注目を集めているのが、現地調査に基づいて独自に認証する「山梨モデル」だ。感染症対策を講じている事業者に対し、県がお墨付きを与えるもので、高い効果を見せている。

 山梨モデルでは、飲食、宿泊など4業種を対象に50項目程度におよぶ基準をそれぞれ設定。飲食店であれば「座席の間隔を最低1メートル以上確保する」「大皿は避け、料理を個々に提供する」などの項目について、事業者の自己申告にとどまらず、調査員が実際に現地調査でチェックする。県の担当者は「県がリスクを負う形で認証するところが特徴だ」と強調する。

 認証された施設の利用者や従業員の感染事例はこれまで70件。うち店内での感染が認められるのは1件のみで、「対策を取れば一定の効果がある」(同担当者)。

 認証件数(2日時点)は4449件で、このうち飲食店は3391件。感染対策の不備を指摘する通報が増加しているため、5日からは、認証済み飲食店への緊急点検も始める徹底ぶりだ。

 「まん延防止等重点措置」が適用された大阪府でも、府と大阪市の職員らが5日、同市内の飲食店5万店舗を対象に、40人体制で実地調査に乗り出した。アクリル板や手指消毒液、換気状況を測定するセンサーなどの設置を呼び掛ける。

 ただ、初日は200店舗を回るのがやっと。松井一郎市長は6日、記者団に「早急に300人体制を目指す」と強調したが、人海戦術には限界も。7日には過去最多となる878人の感染が新たに確認されるなど、感染拡大に歯止めはかからず、ある府幹部は「(変異株の影響のある)第4波は第3波までとは全然違う」とうなる。

 一方、会食中もマスクを着用する「マスク飲食」を率先する神奈川県では、3月末から鏡の付いた卓上POPの配布を始めた。POPには「マスクしていますか」などの呼び掛けが印刷され、鏡に映った自分の姿を見た客に、マスク着用を促す効果を期待している。

 県は3000個を試作。協力店舗を募集したところ、4倍以上の応募が寄せられた。県の担当者は「予想を超える反響に驚いている」と話す。 

感染防止対策を講じているとして山梨県が認証した飲食店での緊急点検で、換気量を測定する県の調査員ら=5日午後、山梨県笛吹市
感染防止対策を講じているとして山梨県が認証した飲食店での緊急点検で、換気量を測定する県の調査員ら=5日午後、山梨県笛吹市


神奈川県が試作し、飲食店に無償配布した「マスク飲食」を推奨するための鏡付きの卓上POP(同県提供)
神奈川県が試作し、飲食店に無償配布した「マスク飲食」を推奨するための鏡付きの卓上POP(同県提供)

このニュースに関するつぶやき

  • とりあえずおひとり様での外食は解放しろよー。誰かと行くから喋るんだろうが。今こそ外食産業は一人焼肉とか流行らせるチャンスだろうによ。
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  • 外国人の入国を、きちんと水際で規制できるかどうかが本質で、飲食店で、マスク無しで大声でしゃべってる人とか見たことないわ( `ー´)ノ
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