奥川恭伸がプロ初勝利 初回4失点&降雨中断も「集中を切らさず投げられた」

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2021年04月08日 22:30  ベースボールキング

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1回表、広島・田中広の投ゴロに飛びつくヤクルト・奥川 (C)Kyodo News
○ ヤクルト 11 − 7 広島 ●
<3回戦・神宮>

 ヤクルトは2連勝で勝率5割復帰。打線の援護を受けた先発の奥川恭伸投手(19)が、5回5失点でプロ初勝利(1敗)を挙げた。

 奥川は初回、1番・菊池涼を一飛、続く田中広は投ゴロに退けたものの、二死から3連続適時打含む5連打を浴び一挙4失点。その裏、味方打線に4点を返してもらったが、3回は先頭の4番・鈴木誠に138キロの真っ直ぐを左中間席へに運ばれ再び勝ち越された。それでもその裏、再び味方打線が反撃し6−5と逆転に成功。奥川は4回、5回とゼロを並べ、プロ初勝利の権利を持って降板した。

 2回には54分の降雨中断があったものの、5回84球、10安打5失点、4奪三振無四球の力投。試合後はウイニングボールをもらい、お立ち台では「打たれはしましたけど、野手のみなさんにたくさん点を取っていただいて、こうして初勝利を挙げることができてうれしい気持ちでいっぱいです」と笑顔。投球内容については「初回は悔しかったが、点数を取ってもらって、中断後は集中を切らさずに投げられました」と振り返った。

 打線は4点を追う1回裏、7番・西浦の左前適時打などで一気に同点。再び1点を追う3回も西浦の右前適時打、続く8番・松本の左前適時打で逆転に成功した。4回は1番・山崎が1号ソロを右翼席へ運び7点目。5回は西浦の3打席連続タイムリーとなる左前適時打、山崎の左越え適時二塁打などで2ケタ10得点に乗せた。

 8回は4番・村上が11点目となるダメ押しの適時二塁打を右中間へ。村上は押し出し四球を選んだ初回に好走塁で同点ホームを踏むなど、積極的な姿勢で2年目右腕のプロ初勝利をアシストした。

このニュースに関するつぶやき

  • あの投球内容で集中力が切れてないのか(笑)
    • イイネ!23
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