首位楽天の原動力は1番と5番 笘篠氏「不安材料を払拭してくれた」

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2021年04月09日 07:44  ベースボールキング

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楽天・茂木栄五郎
◆ 辰己の台頭が生んだ好循環

 前日に開幕から4カード連続の勝ち越しを決めた楽天が、敵地・メットライフドームで今季初の同一カード3連勝。上位対決をスイープで制し、2位・西武に2ゲーム差をつけた。

 先発の瀧中瞭太が5回までパーフェクトピッチングと抜群の安定感で7回1安打無失点の好投を見せると、打線は2回に5番・茂木栄五郎の4号中越えソロで先制し、6回は辰己涼介の4号右越えソロと茂木の2点適時打で加点。完封リレーでカード3連勝を飾った。

 なかでも、開幕から全試合「5番」で起用されている茂木は2試合ぶりの一発を含む4打数3安打3打点と躍動。リーグトップの打率.405に加え、4本塁打、13打点がともにリーグ2位と、チームのロケットスタートを牽引する働きを見せている。

 8日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の笘篠賢治氏は「(茂木が)5番に定着できたのも1番の辰己がしっかりと機能しているから。浅村の後ろというのは大事なポジションですけど、落ち着いたバッティングができてると思いますね」と、開幕からリードオフマンを任されている辰己が生んだ好循環に言及しつつ、打線に厚みをもたらしている茂木の活躍を評価。

 「シーズン前には投手陣は揃ってるけど点が取れるかなっていうところが少し不安材料だった。いきなり払拭してくれましたよね」と、首位を快走する楽天の強さを分析した。

 8日終了時点のパ・リーグ個人得点ランキングは、11得点の茂木と10得点の辰己がワンツー。頼れる「1番」と「5番」が貯金「6」を積み上げた楽天を支えている。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』

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