ステファノ・ピオリ監督は、10日に迎えるパルマ戦を前に展望と意気込みを語った。9日、イタリアメディア『スカイスポーツ』が報じている。
現在セリエAで、首位のインテルから勝ち点「11」の差で2位につけるミラン。3位、4位にはそれぞれ勝ち点差「1」ずつでユヴェントス、アタランタが迫っており、チャンピオンズリーグ出場権獲得に向けて予断を許さない戦いが続くミランは、10日に敵地でパルマ戦を迎える。
前節はサンプドリアと引き分けてしまったミラン。これ以上の勝ち点の取りこぼしは許されない状況で、クラブを率いるピオリ監督は目の前の試合に集中する姿勢を見せた。
「残り9試合ある、という考え方は嫌いだ。私は、明日こそが大事だと思っている。我々のベストを発揮してプレーしなければいけないし、サンプドリア戦よりも良くなっていなければならない」
「パルマはクオリティーを持ち、スピードを持ったプレーをしてくる難しい相手だ。我々は常に目標に集中しているし、それと同じレベルでプレーできなければとても落胆する。犯したミスを分析し、そしてそれが何だったのか、どれが2度と犯してはならないものなのかを理解しているよ
」
また、スクデット獲得の可能性について問われると、このような言葉を口にした。
「我々はそんな単語は一切口にしないよ。いつもあなたたちの方から出てきている。もちろん、我々は常に最大限を目指さなければならないが、今は明日の試合だけに集中しているんだ」