巨人・菅野が復帰登板で粘投も…「責められないし、打線の援護がないと」

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2021年04月10日 07:50  ベースボールキング

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ベースボールキング

1回、広島・鈴木誠(奥)に本塁打を浴びた巨人・菅野=マツダ
◆ 11試合連続3点以下と巨人打線が沈黙

 巨人の菅野智之が9日、敵地での広島戦で13日ぶりに復帰登板を果たしたが、初回に先頭打者の菊池涼介と、4番・鈴木誠也に被弾。7回をこの2点のみに抑えたが、味方打線の援護なく、チームは完封負け。菅野も今季初黒星を喫した。

 この一戦を振り返った9日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』でMCを務めた野村弘樹さんは「(菅野は)十分できていると思う。ただ中13日で難しいところもあって、特に立ち上がりはナーバスになった中で絶好調の菊池、鈴木にやられた」とコメント。「菅野を責められないし、打線の援護がないといけない」と続け、7回2失点と試合を作ったエースを擁護し、11試合連続で3得点以下に終わっている打線の現状に言及した

 この状況について、解説者の真中満さんは「マスコミ側が11試合とか出しちゃうから、かえって萎縮しちゃう部分もあるけど、何かキッカケがないといけない。特に岡本ですかね。岡本に元気が戻ってくるとつながってくるのかなという気はする」と述べ、この日2安打を放ち復調の兆しを見せつつある不動の4番に期待を寄せた。

 また、野村さんがこの試合のポイントとして、2回表無死一、二塁の場面をピックアップ。試合では6番・重信慎之介が浅いライトフライに倒れると、後続も凡打に終わり無得点。この場面で犠打を選択し、1点を取りにいく選択肢もあったのでは提言したが、真中さんは「原監督の考えは、重信が送って7番、8番で勝負するより、昨日ホームランも打っている重信に任せた。結果的には点数が入らなかったが、重信で勝負したということで、仕方がないかなと思う。重信より状態の良くないバッターが2人続きますから」と語り、原監督の判断に理解を示した。

 巨人は今季2度目の完封負けで28年ぶりとなる11試合連続3得点以下となり、球団ワースト記録まで1試合と迫ったが、この苦境を乗り越えるべく打線の奮起は成るのか注目だ。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』

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