BTS SUGA&JIMIN、コミュニケーションを通じて引き立て合う関係性

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2021年04月11日 10:01  リアルサウンド

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写真BTS「Film out」
BTS「Film out」

 BTSが、3月29日にスペシャルトークショー『Let’s BTS』(KBS第2)に登場し、大きな話題を呼んでいる。BTSにとって韓国地上波初めてのトークショーとなる同番組。番組放送後にはKBS WORLD TVのYouTube公式チャンネルに再生リスト(※1)がアップされ、V LIVEにもアーカイブが公開される予定(※2)で、世界中からその様子を楽しむことができる。


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 番組の時間はたっぷり100分。MCのもとでメンバーがトークを展開したり、ふだんのライブパフォーマンスとはまた違った落ち着いた雰囲気での歌披露をしたり……。また、現在コロナ禍でなかなか会うことが叶わないARMY(ファン)とのサプライズ共演も実現。驚きと喜びの表情を浮かべる7人の姿が印象的だった。


 なかでも注目を集めたのが、メンバー7人のみでお互いに「言われたい言葉」「言いたい言葉」を伝え合ったコーナー。中華料理店で見かけるような円形の回転テープルを囲んで座り、「言われたい言葉」や「言いたい言葉」をしたためた封筒を、該当メンバーの前までグルグルと回して渡していくというルールだ。


 封筒が自分のところにくるのか、ドキドキしながら待つメンバーの様子も、実に微笑ましい。ときにはJUNG KOOKが、Vの前で封筒を止め「僕なの?」と瞳をキラキラさせるも、「(その封筒を)J-HOPE兄さんに渡してください」と言われてしまい、「無念」とばかりに崩れる場面も。うまく引っかかったといたずらっぽく笑うJUNG KOOKに、引っかかったVを慰めるように笑い飛ばすメンバー。7人が集まるだけで、こんなにも平和な空気が流れるのだからいつまでも眺めていたい光景だ。


 トップバッターは我らがリーダーのRM。「チームのなかで一番カッコいいJINから“カッコいい“と言われたい」と伝えた言葉を皮切りに、メンバーが次々とRMを「カッコいい」と褒めちぎり始める。すると、JINが「お前達からは必要ないんだって。僕から聞きたいってことなんだから」と嬉しそうにしながらツッコミを入れる姿も、また平和だ。


 そこから、彼らは日頃メンバーのことをどれほどお互いのことを尊敬し、そして大切に思っているのかを伝え合っていく流れに。J-HOPEが、Vに対して「僕たちみんな、お前のこと好きだよ」と伝えようと提案。すると今度は、Vはかねてより親友だと公言しているJIMINに「僕はお前が一番好きだよ」と伝え、改めてその友情を確かめ合う。


 そんな微笑ましく幸せな時間が流れる中で、「うわーーーー」と絶叫していたのが、SUGAだ。スタッフからも“愛情表現アレルギー“と揶揄されるように、SUGAはこうした心温まる空気が照れくさくて仕方ない。しかし、そんなSUGAに対してさらに追い込んでいく男が1人。


 それが、JIMINだった。封筒の中には「サランへ(愛してる)」の言葉が入っており、みんなでSUGAに伝えようと提案したのだ。これには、J-HOPEも「激しすぎるんじゃない?」と大笑い。JINも「(芸能界の仕事を)8年やってきてこんなに大変な仕事は初めてだ」と騒ぎ立てる。


 「兄さんの顔見て」とVが大笑いしている声が聞こえると、もちろんそこにはSUGAが、どうしたら良いのかわからないような表情で、思わず椅子ごとスーッと後退。もうこれ以上、ジッとしていられないと言わんばかりのリアクションだ。ワイワイ盛り上がりながらも、みんなで心を込めて伝えようと畳みかけるJIMIN。全員で優しい声色で「ユンギ(SUGAの本名)、サランヘ」と言うと、いよいよSUGAはいたたまれないといった表情に。


 SUGAは愛情表現に対してくすぐったい表情を浮かべるものの、それができないわけでは決してない。今回もRMに対して「お前は最高のリーダーだ」「8年間もやってきたのが本当にすごい」と尊敬する想いをまっすぐに伝えていく。ここぞというときには、しっかりと愛情を伝えてくれる男気溢れる性格なのだ。


 だからこそ、ハートウォーミング雰囲気ばかりなのは少々照れくさいようだ。そのSUGAの気持ちを知っているJIMINとしては、そこをイジりたくて仕方がないのだ。それが、JIMINのSUGAに対する甘え方といってもいいかもしれない。カメラを持ってSUGAのところへ駆け寄って行くも「あっち行け」と塩対応されることもしばしば。


 それでも、JIMINはめげない。その時々のSUGAの様子によって変わる態度が、楽しくて仕方ないといった様子で、JIMINはSUGAに絡みに行く。曲作りで疲れていたSUGAのもとへ、JIMINが向かった日には「ああ、来たのか」と言われて終わりだったというが、後から「あのときは顔に出せなかったけど、嬉しかった」と伝えられ、時間差で温かい気持ちが返ってくることもある。


 そんなSUGAの甘辛な愛情表現は、一見すると伝わりにくいものかもしれない。しかし、そこに果敢に絡んでいくJIMINがいることで、真意を聞く機会が生まれる。SUGAの魅力が、より広まっていくきっかけを作っていく。もちろん、くるくると表情を変えてSUGAのもとへ向かうJIMIN自身も、人懐っこい弟的魅力を垣間見ることができる。


 コミュニケーションを取る度にお互いの良さを引き立て合える、それがSUGAとJIMINの関係性なのだ。次は、甘いターンか、辛いターンか。予測不能なSUGAのリアクションを、JIMINと共にワクワクしながら、2人のコミュニケーションを見守ってみてはいかがだろう。


※1:https://www.youtube.com/playlist?list=PLMf7VY8La5RGjtE_mB0KMkCsnB3EGWtB3
※2:https://www.vlive.tv/video/241747(佐藤結衣)


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