K‐POP“第4世代”がアツい! 「顔の天才」異名を持つメンバーに「“東京ドーム”に最も近い」グループも

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2021年04月11日 11:30  AERA dot.

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写真ASTRO/今年、デビュー5周年。「ASTROオンラインファンミーティング − All Yours −」(仮)を5月1日に、PIA LIVE STREAMで開催予定
ASTRO/今年、デビュー5周年。「ASTROオンラインファンミーティング − All Yours −」(仮)を5月1日に、PIA LIVE STREAMで開催予定
 やっとBTSのメンバーを覚えた、なんて読者の方々。K‐POP界は、まだまだ先に進んでいます。注目の“第4世代”が続々と誕生し、ブレーク中。選りすぐりのグループを紹介します。AERA 2021年4月12日号から。

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 昨年から続く新型コロナウイルスの感染拡大。巣ごもり需要で動画配信サービスの利用が激増した。日本ではNetflixで配信中の韓流ドラマ「愛の不時着」が大ヒット。Netflixが発表した「2020年、日本で最も勢いのあった韓国ドラマTOP10」で、第2位にランクインしたのは「私のIDはカンナム美人」だ。主役を務めたのは6人組ボーイズグループASTROのチャウヌ(24)。漫画から抜け出してきたような抜群のルックスで「顔の天才」の異名を持つ。

 今年2月23日にデビュー5周年を迎えたASTROは、さわやかでキラキラしたイメージを持つ正統派アイドル。ウヌ効果もあり、韓国での認知度は抜群だ。子役時代に東方神起のユンホに似ているということから“リトルユンホ”と呼ばれたムンビン(23)など、6人中4人が俳優としても活動。ドラマから流れてくる大人ファンも多い。

 近年K‐POP界をにぎわせているのがニュートロだ。ニュートロとは、New(新しい)とRetro(古い)を合わせた造語で、一昔前の流行を現代の若者の感性で再解釈し、新たなものとして消費する風潮をいう。きっかけは、17〜18年ごろに韓国で発生した、山下達郎や竹内まりやなどの日本のシティポップを再評価するムーブメント。その流れで韓国内の古い楽曲の掘り起こしが始まり、当時の空気感を漂わせた新たな曲が次々と誕生した。昨年、世界で大ヒットしたBTSの「Dynamite」も、70年代を彷彿とさせるディスコファンクをベースとしたニュートロの代表だ。

■東京ドームに最も近い

 アルバム全体がニュートロのイメージなのが、NCT 127だ。昨年3月にリリースしたアルバム「NEO ZONE」にはR&Bを基調とした様々な楽曲が収録されている。どれも高度な技術が必要な楽曲だが、難なくこなす実力を持つ。それもそのはず。NCT 127は、韓国アイドル文化を牽引してきたSM ENTERTAINMENTで英才教育を受けてきた“エリート集団”なのだ。その神髄はライブで発揮される。洗練された楽曲と強烈なインパクトを持つ奇抜なダンス、豪華なステージセット、全てが一つとなった芸術性の高さ。日本での注目度も高く、2月17日に日本でリリースしたセカンドミニアルバム「LOVEHOLIC」はオリコン月間アルバムランキングで1位を獲得。“東京ドーム”に最も近いグループと言えるだろう。

 ニュートロの始まりが日本のシティポップだったことは前述したが、今年の初めから韓国でジワジワと“きている”のが大塚愛の「さくらんぼ」だ。YouTubeには、韓国アイドルがカバーした「さくらんぼ」動画があふれているが、中でも、3月14日にAB6IX(エイビーシックス)のウン(23)がアップした動画は、大塚自身がツイッターで反応し、日本でも話題となった。

■自ら作る「制作ドル」

 韓国では、アイドルグループの多くが、メンバー自ら作詞・作曲に参加。そんな音楽制作に携わるアイドルを「制作ドル」と呼ぶ。AB6IXはメンバー全員が作詞・作曲に携わる正真正銘の「制作ドル」だ。オーディション番組「PRODUCE101シーズン2」で最終合格者に選ばれ、期間限定グループWANNA‐ONEとして活躍したデフィ(20)は、他アーティストに曲を提供するほどの才能の持ち主。全員が日本通で日本語レベルも高いが、日本デビューはまだで、年内にデビューかとも言われている。

 この春、話題となっているのが、Mnetで4月1日から日韓同時放送スタートの「Kingdom:Legendary War」(以下、キングダム)だ。この番組は、人気・実力ともに確かな6組の現役ボーイズグループが、課題に合わせてパフォーマンスを組み立て、競い合い、優勝を決めるサバイバル音楽番組。優勝すれば、Mnetが総力を挙げて売り出しにかかる。「今年の顔」となることが約束されているようなものだ。

 この番組の前哨戦とも言える「Road to Kingdom」(以下、ロード)で優勝し、番組出場権を手にしたのが、デビュー4年目のTHE BOYZだ。ビジュアル偏差値の高さから、「全員センター級」のキャッチフレーズを持ちながらも、これまでなかなかブレークのチャンスを掴めなかった。だが、ロードでは斬新なコンセプトと確かなダンス力をアピールすることに成功。ロードへの出演後、韓国で発売したアルバムはそれまでの3倍の売り上げを記録したという。いま最も上昇気流に乗っているグループの一つといえる。強豪ぞろいのキングダムでも、存在感を見せてくれるだろう。

■海外で人気に火がつく

 もう一組の優勝候補が、ATEEZ(エイティーズ)だ。18年にデビューすると、韓国よりも先に、欧米を中心に海外で人気に火がついた。デビュー翌年に行った北米・ヨーロッパ15都市での海外公演は全席完売。昨年9月に発表された「アメリカで過去半年間に最もツイートされた“歌手部門”」で、BTSやカニエ・ウェストらに続き8位にランクインした。インスタのフォロワー数は404万人を超え(3月20日現在)、MVの総再生回数は4億回以上(同)と、第4世代の中でも頭一つ抜きん出た存在だ。彼らの武器は、アルバムごとに打ち出される、時に攻撃的で排他的な世界観。それを見事に表現する憑依型パフォーマンスはカリスマ性を感じさせる。バラエティー番組で見せる無邪気な姿とのギャップも人気だ。

 百花繚乱のK‐POP第4世代。“第二のBTS”が生まれるのか、目が離せない。(ライター・酒井美絵子)

※AERA 2021年4月12日号より抜粋

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