現役東大生が驚愕した「頭が柔らかくなるゲーム」傑作2タイトル

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2021年04月11日 16:21  日刊SPA!

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―[貧困東大生・布施川天馬]―

 現役東大生の布施川天馬と申します。学生生活の傍ら、ライターとして受験に関する情報発信などをしています。

◆なぜ「マニュアル人間」ではいけないのか?

 皆さんは「マニュアル人間」という言葉を聞いたことはあるでしょうか? マニュアル通りにしか動けず、臨機応変な対応ができない人のことを揶揄した呼び方です。

 特にアルバイトの始めたての頃や社会人にデビューしたての時期などは、どうしてもルールやマニュアルに頼りきりになってしまうという方も多いのではないでしょうか。

 僕自身も「マニュアル人間」であった経験があります。僕は浪人時代、学費などの足しにするために週3回程度、ドラッグストアでアルバイトをしていました。

 高校ではアルバイトが禁止だったのですが、卒業に初めて体験したアルバイトはマニュアル外のトラブルばかりが起き、まさに驚きの連続でした。

 もちろんマニュアルのような決まりごとを守ることは大切です。しかし、社会に出れば出るほど、これらはどんどん役に立たなくなっていきます。

◆「脱マニュアル」に必要となるは自由な発想

 マニュアルですべてを網羅するには、社会は複雑すぎるので、イレギュラーなことが必ず起きてしまうからです。ルール外のことが起きてナンボの世界。今後、さらに社会の変化のスピードが上がってくるのは間違いありません。

 そのため、これからの時代を生き抜くためには、むしろ「ルールやマニュアルに囚われない自由な発想」こそが求められるのではないでしょうか?

 ただし、なかなかいきなり型破りな発想をしてみるというのは難しいですよね。

 今の時代にはさまざまなゲームがあります。自由度が高いゲームの中で「こういうアプローチならどうだろう?」「これは反則になるのだろうか?」などといろいろなことを試していくことができれば、「自由な発想」をする練習になるはずです。

 これを続けていけば、「脱マニュアル人間」ができるのではないでしょうか? 今回は「脱マニュアル」につながりそうな自由度の高すぎるゲームを2つご紹介します!

◆〇ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド

 まず、紹介するのは「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」。本作は謎解きが中心の「ゼルダの伝説」シリーズでありながら、自力で武器や防具を確保したり、食材を調理したりと、サバイバル要素が強いのが特徴です。

 従来の「ゼルダ」シリーズであれば、基本的にストレートは一本道で進んでいき、その進捗度合いに応じて、主人公リンクの装備が増えていくというパターンが通例でした。

 たとえば、最初は剣と盾しかもっておらず、最初のダンジョンでブーメランを解放し、次のダンジョンでフックロープを解放し、その次ではバクダンを……といった具合で、攻略を進めるほどにできることが増えていくワクワク感が楽しいシリーズです。

 一方、この「ブレス オブ ザ ワイルド」では、物語のプロローグの時点で、謎解きに使うためのさまざまなアイテムをすべて回収してしまいます。

 そして、そのアイテムを回収したあとのストーリーは決められておらず、どの地方の何から手を付けても、まったく問題がないという構成になっているのです。

 このゲームの面白いところは各地に点在するダンジョンの攻略にあります。それぞれのダンジョンにはテーマがあり、うまく道具を組み合わせれば例外なく理詰めで解けるパズルのようになっています。

 しかし、このゲームではパズルの解き方が規定されていません。つまり、ここでは「Aというアイテムを使って突破するであろう仕掛け」を「BやCといった別のアイテムの組み合わせによって無理やり突破」しても、何事もなかったかのように物語が進行するのです。

◆発想力を問われる「スピード勝負」

 この作品は「RTA」(リアルタイムアタック)という競技が非常に盛んです。

 RTAとは「対象となるゲームをいかに早くゲームをクリアすることができるか」というクリアスピードを競うもので、特にここ数年は世界レベルで盛り上がりをみせています。

 このゲームの上位ランカーのプレイングを見てみると「なるほど、そうきたか!」と思わされるような、トリッキーすぎる解き方をして、「パズル」を突破している様子が見て取れます。

 もちろんアクション要素についても非常に面白いのですが、ルールに縛られず柔軟に発想することができれば、プレイヤーの数だけ答えが存在しているとてもユニークなパズルゲームなのです。

 頭の体操にぜひいかがでしょうか?

◆〇ヒラメキパズル マックスウェルの不思議なノート

『マックスウェルの不思議なノート』はニンテンドーDSで発売されたステージクリア型のパズルゲームです。

 各ステージにおいて目標が提示され、プレイヤーはその目標の達成を目指して試行錯誤していくというのが主なゲームの流れとなります。

 このゲームのユニークな点は「いつでも言葉をキーボードで入力することができ、入力した言葉はアイテムとして具現化して実際に使えるようになる」というシステムです。

 たとえば、僕が「リンゴ」と入力した場合、ゲーム内にはひとつのリンゴが出現します。このようにして名前を正しく入力することができればたいていのものが出現するので、それらをうまく活用して、ステージクリアを目指すのです。

 この「ステージクリアのアイテムを自分の語彙から選ぶ」という点も非常にユニークなのですが、このゲームの一番面白い点として、「目標の達成以外にまったくゲームが無頓着である」ということが挙げられます。

◆無数の語句を使いこなすトレーニング

「犬に襲われている男の子を救え!」というミッションがあったとします。この場合、一般的な答えとしては「犬を檻に閉じ込める」「犬と男の子の間に壁を作る」「肉で犬の気を引く」などが挙げられます。

 しかし、もっとブラックな答えとして、「何らかの凶器を用いて犬を排除する」という答えもできるのです。

 実はこのゲーム、「どうしてそんな単語を入れたの?」というような単語が数多く収録されています。「ギロチン」や「人殺し」や「原子爆弾」のような物騒なものから「変態」「負け犬」のようなシュールな単語、果てには「散髪屋の看板」や「人体冷凍保存装置」のような本気で意図がわからないものまで取り揃えられています。

 このような明らかに幅が広すぎる収録単語を駆使して、ありとあらゆる手段を用いて目標を達成するというのが、このゲームの真の正体なのです。

 少し古いゲームではありますが、真面目に取り組めばよい知育ゲームになりますし、大人がふざけてプレイしてもひとしきり笑えるような内容になっています

 ぜひプレイしてみるのはいかがでしょうか?

◆「自由度が高すぎるゲーム」から学べること

 今回、紹介したゲームは、どちらも「自由度が高すぎるゲーム」という点で一致しています。

「マニュアルにこうしろと書いてあるから」「こうするのが正解だから」として、ただそれに従っているだけでは、いつまで経ってもマニュアル人間から抜け出すことはできません。

 もちろんマニュアルに従えない人よりは、マニュアルには従える人の方がずっといいのですが、時には勇気をもって一歩踏み出してみることも重要でしょう。

 いきなり現実から試していくのが難しいのであれば、まずはバーチャルな世界でいろいろなことを試してみてみることをオススメします。

―[貧困東大生・布施川天馬]―

【布施川天馬】
1997年生まれ。世帯年収300万円台の家庭に生まれながらも、効率的な勉強法を自ら編み出し、東大合格を果たす。最小限のコストで最大の成果を出すためのノウハウを体系化した著書『東大式節約勉強法』が発売中(Twitterアカウント:@Temma_Fusegawa)

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